- 前ページ
- 次ページ
女の子が腕を掴んで
泣いてきた
頑張ってした化粧が
ボロボロになるくらい
自分の身体は
2万程度の金額なんだと
泣きながら崩れ落ちた
何も言う言葉はなく
ただ落ち着くまで
頭を撫でて肩を抱き締めて肩の部分がマスカラで黒くなっても、泪で濡れても何も言わずそっと傍に居た
その子が何故この仕事をしているかを知っている
自分も同じ経験があるから余計な言葉は言えないと思った
自分が惚れた男に吐いた言葉
あたしの身体は何万位の価値しかないと泣いて崩れた事がある
相手がどう捕らえたかはわからない
ただ自分自身の気持ちは痛い位わかった
泣いても泣いても
やり場のない思い
吐き気が襲う位の現実
でも
見返りがなくても
保障がなくても
守りたいと思った
実際は守れなかった
限界とゆう現実
受け入れれない病気
それが私の人生…
その子にはなってほしくないな…
そう想い頭を撫でていた



