8月27日から公開される映画...「神様のカルテ」の原作を読みました。
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「神様のカルテ」...。
作者は 夏川草介さんで、このお話の主人公の栗原一止(いちと)さんは お医者さまですが、作者の夏川さんもお医者さまだそうです。
「職場は常に医師不足、40時間勤務だって珍しくない。
そんな中で大学病院から誘いの声がかかる...。」
...という このお話の中で、大学病院からの誘いを迷っている 一止さんが出会う高齢のガン患者、安曇さんのお言葉が深いので、紹介したいな...と思いました。
m(_ _ )m
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↓本文より...。
◎安曇さん...「先生のお名前ってあまり聞かない字面でしょう。」っと...。「書いてみてわかりました。これって、“正しい”って字なんですね。」
◎一止...「正解です。」
“一”と“止”という字をそのままくっつけると“正”という字になる。
◎安曇さん...「一に止まると書いて、正しいという意味だなんて、この年になるまで知りませんでした。でも、なんだかわかるような気がします。
人は生きていると、前へ前へという気持ちばかり急いて、どんどん大切なものを置き去りにしていくものでしょう。本当に正しいというのは、一番初めの場所にあるのかもしれませんね。」
↑...という言葉です。(゚ーÅ)
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人は...私は、先を歩くばかりに 大切なもの(や事)を忘れがちになってしまいそうですが...「大切なもの」は一番最初にあるんですね。
生き急ぐのではなく、たまには止まって振り返る事も大切なのでしょうね。そんな事を気がつかせてくれて言葉です。
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主人公の一止さんは 「変人」と呼ばれる方ではあるのですが、すごく人間味溢れる方なのです。
この お話は、ぐいぐい読んで行く...というようなお話ではなく、ゆったりした時間の中でゆっくりと読んで行き、優しい気持ちになれる本だな...と思いました。ヾ( ´ー`)
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映画も 桜井翔君が一止さんを、宮崎あおいちゃんが奥様の役をされるのですが、あおいちゃんが奥様のハルの役はぴったりなイメージだと思います。(^_^)v
映画の公開も楽しみですね。(←たぶん、見に行けないと思いますが...。苦笑)
ところで、この お二人...CMで一緒にオルガンを弾いていらっしゃいますね。「なぜかしら」...って思ってたら...「アッラックは「神様のカルテ」を応援しています。」...だそうです。