昨日の新聞に 乙武 洋匠さんからのメッセージが載っていました。


乙武さんは、地震の時に 都内にいて、家には帰れず、奥様とお子さんと連絡が取れなくなり、心配したそうです。何とか、夜には奥様から 「子どものために、頑張ったよ。」というメールが入ったそうです。


乙武さんからのメッセージを写します。

      ↓


「(前略)

災地には家族を亡くした人も大勢いて...。将来に光を想像できる状況ではないかもしれませんが、必ず光は見えます。だから、未来へ、今ある命をつないでください。

 もし僕が被災地の教諭だったら、子どもには「一人じゃないよ」と伝えたい。

抱きしめて「僕達はつながっている。今、生かされている運命を大切にしよう」と。

 日本全体に“自粛ムード”を感じます。確かに電力不足の関東でのプロ野球ナイター実施には何も意味を見出せないし、避けるべきです。

 でも、被害がなかった地域の人は、早く日常に戻って、それに感謝しながら、いつも以上に、いつも通りを生きてほしい。精一杯自分ができることをする。経済を活発にする。それが将来、東日本の人の大きな手助けになると思います。

 僕にできることは、人が少しでも前向きになれるメッセージを発信し続けること。今の状況を変えたい、チャレンジしたい。読んだ人がそう思えるような本を書きます。僕自身がそう思い、生きてきましたから。」



「いつも通りを生きる」


この言葉は、短いけど...すごく深い言葉だと思いました。


いつも通りに生きられる事に感謝して、自分が出来ることをする。

今、私に出来る事...なのですね。