新幹線『さくら』で早朝出発
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朝ご飯は駅弁。
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新山口駅から降りたら、今回の旅の宿にもなるレンタカーで秋芳洞に向かう。

小川が流れる森林を散策して行くと、流れ出ている洞窟に着く。
秋芳洞から流れる地下水は、ツンと冷たいく、空を映して底なしに青い。
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母が小学生の頃に見て、印象的だった景観を一緒に共有出来て、すでに達成感でいっぱいだ。
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母が来た時はなかった洞窟探検ゾーンが出来ていた。
ロープで区切られている区間をペンライトで自由に探検出来る(有料)。
今まで鍾乳洞の鍾乳石は触ってはいけないって言うのがセオリーだと思っていたが、ここは直接登って、触って、寄り道も出来るのだ。
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人の行かないだろう奥まで登った長男は、鍾乳洞の隙間にコオロギのような虫を見つけて大喜びだった。
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傾斜がキツく、一部濡れて滑りやすいので、要注意だ。
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冒険区間を終えて、秋芳洞を改めて観光。
この空間の広さが秋芳洞の魅力。
洞内8.8kmの道のりを歩いて行くと、今が盛夏である事を忘れてしまう。
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ライトアップされた鍾乳石。
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千畳敷。

もう年寄りの洞窟だと言われる秋芳洞は、奇岩が多く、長い道のりも退屈しない。

秋芳洞黒谷口の出口に向かう前のトンネルにも、地球誕生からの歴史が描かれている壁画が連なり、タイムトンネルのようだ。
古代は、狩猟民の家として使われ、世界大戦では防空壕になった。現在に戻ったところで出口の扉を開くと、真夏の太陽と暑い空気が、冷えた身体に心地よく、蝉の声さえ新鮮に感じられた。