新幹線『さくら』で早朝出発
朝ご飯は駅弁。新山口駅から降りたら、今回の旅の宿にもなるレンタカーで秋芳洞に向かう。
小川が流れる森林を散策して行くと、流れ出ている洞窟に着く。
秋芳洞から流れる地下水は、ツンと冷たいく、空を映して底なしに青い。
ロープで区切られている区間をペンライトで自由に探検出来る(有料)。
今まで鍾乳洞の鍾乳石は触ってはいけないって言うのがセオリーだと思っていたが、ここは直接登って、触って、寄り道も出来るのだ。
人の行かないだろう奥まで登った長男は、鍾乳洞の隙間にコオロギのような虫を見つけて大喜びだった。
傾斜がキツく、一部濡れて滑りやすいので、要注意だ。
傾斜がキツく、一部濡れて滑りやすいので、要注意だ。
冒険区間を終えて、秋芳洞を改めて観光。
この空間の広さが秋芳洞の魅力。
洞内8.8kmの道のりを歩いて行くと、今が盛夏である事を忘れてしまう。
もう年寄りの洞窟だと言われる秋芳洞は、奇岩が多く、長い道のりも退屈しない。
秋芳洞黒谷口の出口に向かう前のトンネルにも、地球誕生からの歴史が描かれている壁画が連なり、タイムトンネルのようだ。
古代は、狩猟民の家として使われ、世界大戦では防空壕になった。現在に戻ったところで出口の扉を開くと、真夏の太陽と暑い空気が、冷えた身体に心地よく、蝉の声さえ新鮮に感じられた。








