長男の卒業式がありました卒業証書


3年間一度も教室に入ることはなく、月に数回の別室登校を続けた長男。

卒業式は、午後から行われる少人数の式に出席することを決めました。




午後の式は14時半から。

午前中の式は10時からだったので、静かな学校で執り行われると思っていました。


14時に家を出て長男と2人で学校に向かいました。

通学路を半分過ぎた辺りで、雪崩のようにこちらに押し寄せる人波が見えました。

卒業式帰りの保護者の方たちでした。

知り合いとは挨拶しつつすれ違いました。


校門の周辺にはたくさんの同級生の姿が見えました。

全く想定していなかった光景に長男は

「あんなに人がいたら無理だ。入れない。」

と言いました。

人がいなくなるのを待ち、時間ギリギリに学校に入りました。


急いで会場に向かおうとしたところ、長男が「ちょっと待って動けない」と、座り込みました。

何が起こったのか本人にもわたしにも分かりませんでした。

とりあえず持っていた水を飲ませて様子を見ました。

幸い数分休むと良くなったようで、会場に向かいました。

帰宅後長男に聞いたところ、急に息ができなくなった。めまいや気持ち悪さはなかった。と言うので軽い過呼吸のような症状だったのかなと思っています。




練習も説明もなく始まった式でしたが、長男は名前を呼ばれると「はい」と返事をして前へ。

校長先生から卒業証書を受け取りました。


晴れやかな気持ちでその姿を見られると思っていたのに、家を出てからの一連の出来事に、夕方個別に証書を受け取りに来ればよかったのかな。わたしは長男の気持ちを理解できていたのかな。と一人反省会を繰り広げていました。


校長先生の式辞が、午前中の式と全く同じ内容だったことにも違和感を感じ、すっきりしない気持ちのまま式は終わりました。


式の後、担任の先生に「3年間どうだった?」と聞かれた長男は、しばらくの沈黙の後、

「きつかったです」と答えました。

その言葉に胸が苦しくなりました。




卒業式から2週間以上経っても気持ちの整理がつかず、ブログもなかなか書けずにいました。

色々はあったけど長男は卒業式に出席し、しっかりと卒業証書を受け取ったのだから、めでたしめでたしで良いんじゃないの?と思う一方で、モヤモヤは晴れず…


モヤモヤの原因はなんだろう?と考えていくと、自分の思い描いていた卒業式とは違ったこと。

長男の気持ちを理解できていなかったのではないかという反省。

そして、わたしは卒業式を終えたたくさんの保護者とすれ違ったときに本当はすごく傷ついていたんだ。ということに行き着きました。


想定外のことに咄嗟に心の防御スイッチをオンにして、しっかりガードしてすれ違ったつもりだったけど、本当はいっぱい傷ついていた。

長男を守ろうと強い気持ちでいたけれど、自分の心は傷ついていた。

「みんなとは違う」ことを突きつけられたと感じずにはいられなかった。


卒業式はみんなにとっての晴れの日で、誰が悪いわけでもないけれど、このモヤモヤをぶつける場所もなく、なかなか気持ちが晴れないのかなと思っています。




こうやってブログに書くことで少し気持ちの整理ができました。

もう少し時間はかかりそうですが、この気持ちに向き合っていきたいと思います。


冷静に振り返ると、体調も気持ちも立て直して卒業式にしっかりと参加した長男は立派だと思います。


いつか良い思い出になる日がくると信じています。