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昨日、アップルストア銀座で開催されてた
村上龍の電子本のトークイベントに行ってきました。
え?村上龍が来るの?しかも電子書籍の件で?
そりゃ行くでしょー。
ということで、行かない理由が見つからなかった僕は
いそいそと出かけてきたんですが、
やっぱり面白かったですねー。
村上龍は独自の電子出版社「村上龍電子本製作所」を立ち上げ、
「心はあなたのもとに」「希望の国のエクソダス」「空港にて」
の3作をiBooksstoreで発売したのを受けてのイベントだったんですが、
注目されるべきは、この3作、全部”動く”電子書籍だということ。
いわゆる電子書籍のリッチコンテンツ化で、
文字ベースの電子書籍に動画や音声などのリッチメディアを
取り入れて表現豊かな未来の電子本の形ですね。
村上龍はこの3作前に小説「歌うクジラ」を
電子書籍アプリとして発表してますが、
こちらは動いたり音が流れたりする
バリバリのリッチコンテンツ本なんですが
今回はそれらを制作した経緯とか
電子本の未来像とか、電子書籍作家と読者みたいなことについて
面白い話が聞けましたよ。
中でも面白かったのは、
よく本に挟んである読者カードってヤツがありますが、
村上龍はこの読者カードを一切読まないそうです。
なぜか?
それは、字が小さくて読みづらいから。笑
これ、冗談じゃなく本人が本当に言ったんですよ。
ま、それだけじゃないんですが、
昔は読んでたけど、あまり良い事が書いてあるわけでもないので
自然と読まなくなったんだそうです。
それに、読者からの批判とかマイナスなレビューとかを
非常に怖がってるらしく、
特にアマゾンのレビューは怖くて見れないと言ってました。w
アマゾンはねぇ、しょうがないですよねー。確かに。
あと興味深かったのは、
電子書籍アプリとして出版した「歌うくじら」についての話。
リッチコンテンツとして出版したけれど、
音や動画を入れる際に気をつけたのが、
あくまでテキスト(文章)がメインであって
音や動画が小説より目立ってしまっては意味がない
というようなことを言ってましたね。
だから、派手に音をバンバン入れるのではなく、
その場面を豊かに表現するためには
どんなタイミングでどんな音を入れればいいのかを
何回も試行錯誤したんだそうです。
ほぉ~、と話に聞き入ってしまいましたが、
その肝心の「歌うくじら」の動く表紙をスクリーンで
紹介してましたが、
それを見て、おぉ~っと思わず声が出ちゃいましたねー。
とうとう、こういう時代が来たか!と
一人めっちゃテンションが上がりまくりましたねー。
もう、ハリーポッターで登場する、
本の中の写真が動いてる、みたいなのは
あっちゅーまに現実になりますよ。
もうそんなのすぐすぐ。
いやぁ、わくわくしますね~。
あ、ちなみに、トーク終了後、
実際に新作3作をiPadで体験できたので
僕も触ってきたんですが、
iBooksのライブラリの表紙をフリックすると、
画面いっぱいに広がった後、
アニメーションが始まるわけですよ。
あれ、聞いたら、アニメーションGIFとからしいです。
要するにePub形式で、HTMLベースなので、
基本的にWEBと同様の表現ができるみたいですよ。
いやぁ、なんていうか、
僕も想像してた電子書籍の未来像の
創世記に立ち会えてプチ感動しましたね。
これ、冗談じゃなく。
この感覚は、インターネットが普及し始めた頃、
インターネットは”産業革命以来の大革命だ”と
叫ばれてた時ぶりの感覚ですね。
いつやりますか?
今でしょう!w
トークの模様はこちらから
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/132/132439/