「えっ」
「なんだこれは!!」
ヒューロンの体から目から右手から腹から足から炎が噴出していた。
「ぅわあああぁぁーーーーー!!!!」
「なっ、消えないぞこの炎」
僕は着ていた上着で消火しようと思ったがなにをしても消えない。
(どうすれば・・・!)
「・・・?この炎熱くない?」
「えっ?それってどういうこと?」
そんな事を言っていたら「それ」もまた唐突に降ってきた。
ザッ
「YO、チミ達なにしてんの?こんなところで」
「それ」も明らかに僕の常識を逸していた。
「それ」には背中にネジやギアなどの鉄くずがまるで2歳児が気の赴くまま組み合わせて作った様な
歪なそして美しい翼が生えていた。
僕たちが絶句していると「それ」は口を開いた。
「およよ?力を制御出来ないくせに(フォース)を使っているやつがいるぞぉ?」
「?、何だその(フォース)って?」
「!!Oゥ(フォース)も知らないのかーイ?(フォース)ってのはだなァ」
それから小一時間ぐらい説明が続いた・・・。
「えーとつまり(フォース)ってのは、自分のイメージで作り出す現実に影響をおよぼす幻術ということだな」
ヒューロンが長ったらしい上にどーでもいい話が9割を占める説明を短くまとめる事に成功した。
「そうそうそれで(フォース)で攻撃するって事はだなァ・・・」
そこからまた30分ぐらい説明が続いた。
「で、つまり(フォース)での攻撃は相手の精神を破壊してそしてそれが外傷になるわけだな?」
これまたヒューロンがわかりやすく説明してくれた。
「ってことは、この炎を消すのには炎が消えているイメージをすれば消えるわけだな?」
「そうそうぉー」
そうこう言っているとフッと炎は消えた。
「おおぉー感覚つかむのが早いなぁ」
そこで僕は気がついた。
「攻撃っていうと、何かと戦う時があるということか?」
「?、いまさら何言ってんだお前らァ?」
僕はそのとき何いか言い知れぬ不安が僕の胸に湧き上がってきた。
隣からは唾を飲む音だけが明瞭に聞こえてきた。
~Go For The Next!!~