ミドルマネジメントMKの自己研鑽日記 「観・想・志」

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某インフラ企業の技術系ミドルマネジメント
仕事の最上位概念は「日本の元気に貢献する」
どんな小さな仕事でも「日本の元気」に向かう事を意識しながら自己研鑽を続ける日々を記録します。


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Mineralという言葉を使わないとしたらどんな言葉を使うか?

講座では,色々と案が出て面白かったです.

ただ,やはりどの言葉も抽象度が高く,Mineralという言葉と殆ど抽象度は変わらない感じがしました.

 

つまり,Mineralという表現が悪いのではなく,土壌の成分とワインのMineral(と表現されるFlavour)が関係ありそうな勘違いを起こさせるという事が悪いのではないでしょうか?


なので,やっぱり,きちんと土壌の成分とワインのミネラリティは関係ないと割り切ったうえで,Mineralという言葉を使っても良いのではないだろうか?と僕は思いました.


再度ですが、これ程までにポピュラーで、ポジティブな印象で、多くのワインに適用出来て、しかも生産者の努力を誘発する言葉です。

アルコール飲料の中で、ワインの競合相手であるスピリッツや、ビールには無い言葉です。

しかも、ワインの中に多くの人が感じるFlavourであって、ただ単に(石灰岩質等の)土壌の石の成分を汲み上げている訳では無いというだけです。

という事で、僕の意見は、「使えば良いじゃないですか」という感じです。


これは,人それぞれなので,良いも悪いも答えは無いという前提ですが。。。

 

英語でワイン講座は、非常に勉強になりましたので、また参加させて頂きたいと思いました^^




追記:

同僚の鉱物の専門家によれば

・石には香りは無い。石の香りは、付着した植物由来か、バクテリア由来

・但し、味はある。専門家の中には、石を舐めて判別する人も居る。

(因みに彼は、見ただけで判別出来る能力を持っているという凄い人物です。)


・ミネラルがワインに影響する可能性の一つに、カルシウムやマグネシウム等の成分の量が、酵母の働きに何らかの影響を与え、特有の風味等を作り出すかもしれない。

彼の友人の日本酒醸造に携わる人(僕にとっては、友達の友達=他人ですが。。。^^;)は、軟水と香硬水では、同じ原料同じ酵母でも出来上がりに違いが出るという事を仰っていたらしい。


同僚は、石の専門家の観点から、ミネラルを感じるワインを是非教えて欲しいと言うので、幾つか紹介させて頂きました。

 

■何がMineral Flavourを引き起こす可能性があるか?

  

色々なネット記事や,清水健一さんの本等を参考に,また,鉱物の専門家である同僚にも話を聞いたりして,纏めてみました.

 

ラシーヌさんのweb

ミネラル風味―この不思議なるフレーバー・センセーション

は,非常によく纏まっている記事だと思います.

 

Decanter誌の

Minerality in wine: What does it mean to you?

なんかは,僕にでも読みやすい記事でした.

 

①葡萄の果皮・果汁

 少量のメトキシピラジンが含まれる場合,それをFlintと感じる人が居るらしいです.

 また,酸が高い白葡萄のワインの時に,mineralと表現されることが多いことから,葡萄の果汁の酸(PH値)もミネラルと感じる要因かもしれません.

 

②ワインの醸造過程

 ワインを酸素に触れさせない作りにおいて,還元状態となった場合,酵母はたんぱく質を分解して硫黄生成を行います.この時に発生する硫化水素が,Smoky等という感じではないかという説があります.

 また,ワインの醸造過程で添加するSO2も硫黄を感じさせます.

 

③刷り込み

 例えば,Rias Baixasのワインは,海に近いので塩気を感じるとか(結構海から離れている畑もあったりしますが),

 Chablisは昔海だった土壌なので,ミネラル感や塩気を感じるとか,

そんな,刷り込みにより,Mineralと表現したいFlavourや味わいを自ら探しに行った結果,何かを感じてまうことでしょうか?

 こういう経験がまた,記憶となって,ブラインドで似た味わいのワインをテイスティングすると,自然とMineralと表現してしまうのかもしれません.

 

 僕は,Eucalyptusという表現が昔から気になっていました.

 Cabernet Sauvignonに感じることのあるMintの感じ,あれはオーストラリアワインではユーカリ(Eucalyptus)の香りがすると言われます.


 いつも,心の中で「ホントかな?オーストラリアだからって本当にワインの中にユーカリの香りがあるもんだろうか?」と疑問に思っていました.確かに、そういう香りはしますが、別にオーストラリアに生えているユーカリの香りが移った訳では無いんだろうなって思っていました。

他の産地のワインにもEucalyptusと表現しても良いですし、オーストラリアのワインにも普通にMintとかの表現をしても良い感じがします.


オーストラリアの方に対して、その言葉が褒め言葉であれば積極的に使えば良いと思います。

また、日本でも、その言葉を発することにより、会食が楽しくなるのであれば使うのが良いと思います。

 

④硬度

 この講座に備えて,ミネラルウォーターを3種類飲んでみました.

・六甲のおいしい水

・エビアン

・コントレックス

明らかに,ブラインドで飲んでも,どれがどの水か分かります.

Nose(香り)では分かりませんが,Palate(舌)では明らかに違います.

 

特にコントレックスを飲んでみたら,何となく塩分っぽさも感じて,典型的なChablisを思い出しました.

 

で,これらは何が違うのかと言えば,硬度です.

 

硬度=カルシウム(mg/L)×2.4+マグネシウム(mg/L)×4

  • 0≦軟水<60mg/L
  • 60≦中程度の軟水<120mg/L
  • 120≦硬水<180mg/L

エビアンWEB参照

 

で,硬度を計算すると

・六甲のおいしい水:86.5(成分表示上は30、maxで計算して86.5)

・エビアン:304

・コントレックス:1466

コントレックスは硬水中の硬水なんですね.

 

ちなみにワインはどうかと言えば,

・ワイン:462

NZ Chardonnay:549

France Sauvignon Blanc:462

Mosel Riesling:700

Bourgogne Pinot Noir:426

Tuscany Sangiovese:558

California Merlot:497

元データ:カロリーSlim

サーモフッシャーサイエンティフィク(株)論文

 

つまり,殆どのワインは硬水ならぬ,硬酒なのではないか?基本的に殆どのワインはMineralityを感じるのでは無いか?という仮説

そして,葡萄により必要として存在しているカルシウムとマグネシウムに違いがあり,この為ワインにも硬さの違いが存在する.


また,赤ワインは果皮からの抽出成分が多い。

赤・白共に樽を使用すると樽からの抽出成分が多い,熟成すると第三アロマが発生する.

そのことから,Flavourの複雑さが、本来のワインの硬度(エビアンっぽさやコントレックスぽさ)を感じにくくさせている.また,シンプルなワインは,他の香り成分が少ないため,よりワインの硬度を感じやすい.

 

という,仮説を一つ立ててみました.

 

合っているかどうかは分かりませんが,考え方の一つとしてあり得るかな?と思ったり.

先日,以前からずっとお会いしたいと思っていた,小原陽子さんの「英語でワイン」講座に参加する機会に恵まれました.

WSET Diplomaの勉強中は,小原さんのお書きになった,

主婦時々薬剤師,ところによりワイン好き

をいつも見て励まされていました.

僕が読んだ本も,このブログで紹介されていたものです.

 

さて,その英語でワイン講座

テーマは「minerality」について.

Jancis Robinsonの記事,「The elusive M-word」について,読み方を解説して頂き,その内容について議論するという進め方でした.

事前に宿題が出て,自分の考えを英語で言えるようにしておくというものです.

日本語訳については,小原さんのWEBで紹介されています.

捉えどころのないMで始まる単語

 

先ずは,英語苦手で,リサーチしても殆どの記事について,最初の数行を読んだだけで,嫌になってきて,あとは気力との戦いになる僕にとっては,とても有難い講座でした.

「主語を探す.」とか,今後に有用なINPUTがありました.

 

内容と,事前に色々と調べたり,考えたりしたことの一部をここに記録しておこうと思います.

 

■ミネラルと土壌について

Mineralityという言葉,

FlintyWet Stone, Smokyなんて言葉で表されるFlavourのことです.

 

Wine Serrcher wine styleでは,以下の様に説明されています.

Green and Flinty White Wines

A cool, citrus minerality

From the limestone character of Sancerre to the green, herbaceous Sauvignon Blanc of Marlborough, this style often shows off cut grass and wet stone.

 

ミネラルといえば,石灰岩質土壌や,Moselのスレート岩の土壌から作られるワインに共通すると言われていたりします.

ChablisKinmeridge土壌,VouvrayTuffeau土壌なんかが有名です.

先日,AustriaGruner Veltlinerをテイスティングしたときに,独特の”こもった”様な香りがして,「これがミネラルですよ」と教わったことがあります.

個人的には,ミネラルというと,NoseよりもPalateで感じる,硬質感,塩気みたいな感じをMineralと表現する感じです.

あとは,特にコメントが無い時に,褒め言葉の一つとしてmineralとか使う感じです.

いずれにしろ,抽象度の高い表現であることは間違いありません.

 

そんなミネラル感,ミネラリティですが,簡単に言えば,石灰岩質土壌におけるミネラルと,ワインの中に含まれるミネラルと表現されるFlavourには関係が無いという事が,この記事に書いてあります.

 

先日の講座では,Top Soil, Sub Soil, Subsolum, Bed Rockの説明,

Minerarl Nutrientsについて,それらの成分と,役割の説明等がありました.

 

■ミネラルという言葉を使うべきか?

あくまでも,個人的な意見ですが,僕は「YES」と思います.

理由は以下の通り

①とても強力なマーケティング・ツールであること

 ミネラル感と言われると,ポジティブなイメージがあり,ネガティブなイメージは全くと言って良い程無いということ.

 しかも,非常にポピュラーな言葉であり,既に多くの人(生産者,消費者,評論家等)に浸透していること.

 スピリッツや,ビールに,「ミネラリティ」という言葉はありません.

これ程までに,強力な言葉を,葬ってしまうのは余りにも勿体無いと思います.

②生産者はこの言葉をワインの中に表現しようと品質向上の努力を促すこと.

 例えば,

Agrapart Minéral 2008 Extra Brut Blanc de Blancs Grand Cru

は,ミネラルを表現しようとしているChampagneでしょう.

③ロマンがあること

 土壌とワインの味わいの関係は,現在の科学では証明されていません.ただ,科学で解明されていることはそれほど,多い訳ではありませんし,全く否定されたとも限りません.

 科学では分析できない何かを人間が感じているのかもしれない.という領域を,殆ど根拠が無いと分かっていながらも残しておくのは結構大切なことだと思います.

 

ただ,ミネラルという言葉を使うのは使いますが,プロやワイン業界の人は,それが土壌の中のミネラル分がワインの味わいになっている訳では無いことを認識した上で使えば良いと思います.

 

だって,瓶熟成したワインに対して,

Forest Floor, Mushroom, MeatyというFlavourがありますが,別に腐葉土が入っている訳でも,キノコが入っている訳でも,お肉が入っている訳でもありません.

ミネラルも一緒です,Flintyとか,Wet Stoneと表現したからと言って,土壌のミネラルが入っている訳では無いのと一緒で,表現の一つとして割り切って使えば良いのではないでしょうか?

 

ワインにミネラル感が現れる原因は、そのぶどうが育った土壌の成分。
なんて,説明している記事もありましたが,そう思ってしまうのも分からないでもありません。

また、そう言われたら信じちゃうのも分かります。

でも、現在は基本的に否定されています。

WSE LEVEL2のクラスメイトとは,まだお付き合いさせて頂いています.

そのうちのお一人が,外資系金融会社を退職し,ご自身のやりたい事に挑戦されることになったこと,僕のDiploma取得の2つのお祝いを兼ねて,持ち寄りワイン会に参加させて頂きました.

 

4人各自1本持ち寄ったワインは

Pol Roger Cuvee Sir Winston Churchill 1999

Corton Charlemagne 2013 / Comte Senard

Alox Corton 2005 / Leroy

Chaeau Pichon Longville Comtesse de Lalande 1998 

 

ポール・ロジェの,Balance,Complexity,余韻の長さ,瓶熟成の感じ,全て完璧でした.

惜しむらくは,乾杯したら,あっという間に飲んでしまうことでしょうか?

 

美味しいワインと,皆さんの人生経験をシェア出来る楽しい会話

単なる飲み会ではなく,人生の疑似体験をして,また少し成長の為の養分を蓄えた気分になりました.

 

良い,仲間の方々に囲まれて,有難いと心から思います.

 

 

 

先日,海外から集まった30人程度のトレーニングクラスで,「サービスクオリティマネジメントと人材育成」について,約50分のプレゼンと,ある施設の案内役をさせて頂いた.

英語力が低いので,充分に準備をして練習もして臨んだ.自分なりに,90%以上の力は出し切った感じで,それなりに「やった感」があったかな.

 

さて,他の方のプレゼンの中で,ザッポスについて触れていてたので,早速読んでみる.

大学時代のピザ販売の話は,非常に面白く,youtubeでもその話は確認することが出来るので,是非見て頂きたいなと思います.

 

 

本や講演は,「何か自分に与えてくれるだろう」という気持ちで,読んだり聞いたりしても,あまり学びにつながらないことの方が多い.

自分に有用なことは何か?を探しに行くと,気づきや学びが深いと思う.

 

今の自分にとっては,「働くことの意義」「仕事を通じて何を成し遂げたいのか?」という,想いをこの本の中に見出すことが出来た.

サービスクオリティの観点からすれば,ザッポスは非常に有名だが,何故そのサービスを追及するのか?という本質を,意識しながら読むと学びの深い本だなと思う.

 

ハピネスのフレームワークという項で,マズローの欲求構造が用いられているのが目に留まった.

僕も,若い人への講義を行う時には,結構マズローの欲求構造はチャートとして使う.

 

ただ,この本は,

「ワオ」という言葉が何回出てくるのだろうか?その点だけ,少し読みにくいというか,鬱陶しかったかな?