検査の予約は9時20分


「9時までに受付を済ませてください」


と書いてあったけど

8時45分くらいに病院に着く。


受付で診察券と保険証、予約票を出したあと


「あの…さっき1時間ほど前に生理が始まっちゃったんですけど検査出来ますか?」


と聞いてみた。


「検査室に入ってから、そこで聞いてください」

と言われ

そりゃそうだよな

と思いながら検査室の受付にファイルを提出。


ほどなくして名前が呼ばれ、検査室へ


朝の便の状態を聞かれて

検査着を渡される。


その時、生理が始まった事を告げると

男性の検査技師さんは

あからさまに困った様子で

慌てて女性看護師さんに

助けを求めに行っちゃった。


「まだ、さっき始まったばかりなんで、ダバダバ出てるわけではないですけど、始めの頃がどんな具合かなんて、男の人にはわからないですよね?」


バタバタとさっきの受付の女性や看護師さんなど、何人かの女性が集まってきた様子。


たかが生理で?


1人の若い女性が近付いてきて


「処置は女性の看護師がさせてもらいますし

大丈夫なようにシートとかひかせてもらうので

お嫌でなければ、検査は出来ます。」


って、めっちゃ顔近づけて

ヒソヒソ声で言われました。


なんか、腫れ物にでもさわるような対応


いやあ、検査してもらえるなら

私は何でも良いんだけど。


そして検査着に着替えようとしたら

別の看護師さんがナプキンをひとつ持ってきて

「これ、検査着のズボンに着けて使ってください」

って…


ナプキン

もちろん自分でも持っていたけど

ありがたく使わせていただきました。


そしていよいよ検査





CTの機械の上に寝転ぶと

さっきとは違う女性の看護師さんがやってきて

お尻に管を注入


管は直径5ミリくらいの塩ビのような柔らかくて透明なもの。




チンアナゴに似てる


これを10cmくらいお尻の穴に入れて

ガスを2リットルくらい入れるらしい。


大きいペットボトル1本分くらいです


と言われると

ペットボトル1本がまるまるお腹に入っているのを想像しちゃってなんだか苦しそう


管が入ると

看護師さんから

さっきの男性技師に交代して

ガスの注入が始まりました。


7年前の内視鏡検査の時は

このガスを入れる段階でお腹がパンパンに張って

とてもとても痛かったのだけど


良かった

今回は痛くない。


便を出したい感じを

グッと堪えつつ

ガスの注入途中で様子を見ながら

いよいよCT撮影へ


例の丸い輪っかの中に入っていく


撮影しながら

だんだんとガスがお腹に充満していくのを感じる




まさに腸がバルーンアートみたいになってるのかな?

(こんなに捻れてはいないだろうけど)


時々ポコポコという音がしながら

だんだんとちょっと苦しいくらいになってきた。

そしてみぞおちの辺りまでガスに押されて

ちょっと痛い。


技師さんは優しくて

何度も

大丈夫ですか?

痛くないですか?

と聞きながら検査を進めてくれるので


ちょっとくらいは我慢せねばと思い

頑張りました。


そうして横になったり上になったりしながら

何枚か撮影をして終わり。


「はい、これで終了です。着替えたら、これ持って会計へ行って下さいね。」


って…

めちゃくちゃ早く終わった。


内視鏡検査の時は

朝イチから病院行って

それからお腹の中を綺麗にするのに

何時間もかかって

検査を終えたのは18時くらいだったのに


今回は病院での滞在時間

最初の受付から会計まで

全部合わせても1時間


検査料も6000円ちょっとで済みました。


時間もお金ももっとかかるかと

覚悟していたし

体の負担も前回よりは

はるかに少なくて、だいぶ楽。


最初、大腸CTを勧められた時は

直接見れる内視鏡の方がいいかもしれないと

どちらにするか迷ったけど


結論から言うと大腸CTにして良かった


断然良かった


ただひとつ内視鏡検査に劣るのは


今日の検査の画像は


今日すぐには見れない


ということ。


内視鏡だと

「ここにポリープが…」

とか、すぐに見せてもらえたんだけどね。


なので

検査の結果は10日後


ドキドキしながら10日過ごす事にします。


結果が分かればまたこちらでご報告させていただきますね。


ではおやすみなさい。