Labyrinthe - The Depths Of Hell

1. Body Chute
2. Flesh Fixation
3. Blood baster
4. Raped By Trees
5. Saw Mill Road
6. Razor Wire Noose
7. Gutter Sludge
8. Defiance
9. Bordello For The Dead
10. Cauterizer


アメリカはノースカロライナ出身のDEATHCOREバンド、Labyrintheの1stアルバム。2012年リリース
リリースが今年というだけあって比較的新しめな演奏スタイルがところどころに取り込まれてます。

最近のデスコアバンドの特徴としてはメタルコア的なリフがあまり使われなくなったり、ブレイクダウンが複雑難解(いわゆるCHUG)になったり、メロさより重さが重視されたりと色々あるわけですが、このバンドはそれらがいくつか当てはまる感じなので、デスコア=As Blood Runs Black、Bring Me The Horizon的なイメージを持たれている方に是非とも聴いていただきたいです。
今のデスコアは全盛期の頃のデスコアとはスタイル的に少し変わってきていると思います。

サタニズムを全面に押し出している点もデスコアバンドとしては珍しい気がしました(笑)
10曲目のCauterizerはVoの666コールで落とすブレイクダウンがあったりとなかなかインパクト大きかったです

3曲目のBlood basterは今話題のCHUGパートがあったりと最先端なデスコアソングでした。

The Acacia Strain,Carnifex,Emmure,OCEANO,Whitechapel辺りが好きな人にオススメの一枚。

WITH BLOOD COMES CLEANSING - Horror

1. Intro
2. Hematidrosis
3. Lash Upon Lash
4. Forsaken
5. Filthy Stains
6. The Suffering
7. Blood And Fire
8. Abaddon's Horde
9. Horror
10. Carnivorous Consumption
11. Damnation
12. Eternal Reign




アメリカはニューヨークのDEATHCOREバンド、WITH BLOOD COMES CLEANSINGの2ndアルバム

デスコアとブルータルデスメタルのハイブリッドとも言えるであろうこのバンドのサウンドはもはや説明不要の残虐さで、自分が今まで聴いてきたデスコアの中で五本の指に入る攻撃力の高いアルバムでした

デスコア的なメロディアスなリフとブレイクダウン等の落としパートのバランスがうまく取れているのでどちらかがどちらかに埋もれる事なくお互いに引きたてられており、そこにバンドとしてのレベルの高さを感じました

特筆すべきはブレイクダウンとスラムパートの応酬。とにかく凄まじいです
極悪なスラムパートからさらにハードコア直系なブレイクダウンで畳み掛けてくる辺りが超モッシャブルで最高でした
Voから落ちるブレイクダウンは勿論ですが、Voから落とすスラムパートもあって新鮮です
ちなみに2-STEPパートもちらほらとあるのでキッズがこれを大人しく聴くのはおそらく不可能でしょう！

これだけブルータルな音楽性のバンドではありますが、Last.FMの彼らのページのタグを見るとchristianというタグがあるので、もしかすると彼らはクリスチャンバンドかもしれません。本当だとしたら色々とんでもないですね(笑)

Carnifex,Chelsea Grin,Fit For An Autopsy,Whitechapel辺りが好きなら間違いないです。
むしろデスコア好きならハマらないはずがないと思うので見かけ次第即購入する事を強くオススメします！！

UNDERGROUND DEATHCORE BANDS

最近聴いたデスコアの中で特にイケてたバンドをいくつか紹介しようと思います
結構マニアックなバンド掘って来たので耳の肥えたデスコアフリークス達にも楽しんでもらえるかも知れません。

SHINTO KATANA


オーストラリア産デスコア。名前からして侍とか武士道とか好きそうな感じです
BDHCゆずりのローテンポ系の重厚感溢れる演奏スタイル

Pledge This


こちらもオーストラリア産デスコア。若干Chugってたりします
Chugからのブレイクダウンがエグいです。とにかく聴いてもらった方が早いです。イマドキのデスコア

The Heretic Process


フレンチデスコア。ピッグスクイールメインで歌ってます。病気

Feel The Blade


ベネズエラ産正統派デスコア。説明下手なんでこれも聴いてもらった方が早いです。デスコア好きなら10000000000000000000％の確立で気に入ると思います。

Chapel Hill


アメリカ産デスコア。「ﾌﾟｯﾁｮﾍﾝｻﾞｰ」から落とすブレイクダウンがちゃらくてかなり気に入りました。
Voの声もイケてますし演奏スタイルもかなり俺好みです。こういうバンド組みたい。


今日はこれだけ
楽しんでいただけたでしょうか？(笑)
もし良かったらコメントくれるととても嬉しいです！
他にも何かイケてるデスコアバンドを知ってる！って方がいれば是非とも教えて下さい

AS YOU DROWN - Rat King

1. Conqueror
2. Slaves To The Kingdom Of Fear
3. You Should Be Paranoid
4. Rabid Wolves In Sheep's Clothing
5. Your Loyal Betrayer
6. The Coming
7. The Nothing
8. Bleeding Structure
9. Cleansing Hands



スウェーデン産DEATHCOREバンドAS YOU DROWNの2011年リリースの2ndアルバム


デスメタル直系の硬質なリフにブレイクダウンを加えた重低音オンリーなサウンドで、どちらかというとデスメタルの影響が強いです
ブレイクダウンも他のデスコアのような極端にBPMを落としてくるようなものではなく、あくまでリズムは一定に保たれている感じなのでCarnifexのような極悪ブレイクダウンが好きな人が聴くと少し物足りなく感じるかも知れません
しかしデスメタルかデスコアかと問われたら間違いなくデスコアに分類されるでしょう

全体的にブラストビート+重低音リフというような曲が多く本当にデスメタルっぽさ全開のアルバムなので、デスコアらしいデスコアに聴きなれていると最初は少し違和感を覚えるかも知れませんが、何度か聴きなおすにつれて段々気に入ってくるようないわゆるスルメ盤だと思います

JOB FOR A COWBOY、CANNIBAL CORPSE辺りが好きな人にオススメの一枚

Anima - The Daily Grind

1. Behind the Mask
2. There Is Something Vicious
3. Sitting In the Wardrobe
4. The Daily Grind
5. Dismembered
6. A Wrong Person to Trust In
7. The Interference
8. Isolated
9. Ravaged By Disease



ドイツ産DEATHCOREバンド、Animaの2ndアルバム

なかなか良質なバンドを発見してしまいました
まさに正統派DEATHCOREといった感じの疾走パート、ブレイクダウン、ギターソロの三拍子が揃っており、Voのボーカリゼーションも非常にレベルが高く、特に低音系のピッグスクイールは超極悪です。
Voから落ちるスタイルのブレイクダウンのえげつなさが半端じゃないです
そしてブルータルさの中にあるメロさがデスコアという音楽が持つ残虐さの中にある美しさを最大限に引き出しています

デスコアバンドにはありがちなアルバム通して曲が金太郎飴状態なのは否めませんが、一曲一曲がかなり作り込まれており、全曲新鮮な気分で聴く事が出来ました

デスコア大好きな人間がやっているデスコアバンドという感じがとてもしました

Carnifex、Suicide Silence好きは必聴です