えっと こんばんは
MINAMIです。
この間、1歳になりました。
だから、日記を書くことになりました。
お空のみなみお姉ちゃんが、
「あれ、書きなさい」って言うので、
あれ、書きます。
ふぅ~。
わたし、夜はママのベッドで寝ています。
ず~っと一緒に寝たかったのに、
「ダメ」って言われてて。
でも、先月から、一緒に寝れるようになりました。
やったぁ!!!
っていうお話じゃなくって・・・
この間、夜中にママのベッドで寝ていたら、
下から ドン!!って音が聞こえてきたの。
あっ、ママのお部屋は2階です。
「ママ、なんか変だよ」って、ツンツンしたけど、
爆睡中のママはびくともしなくって。
まっ、いいかって思ったけど、
やっぱり気になって、
大きな声でママを起こしたら、ようやく起きた。
でも、
「MINAMI 夜中だよぉ。大人しく寝なさい」って、
また寝ようとする。
だめだよぉ。下、見に行こうよ~って、
お部屋のドアをガリガリしたら、
ようやくママも起きてきた。
「なんか、あるの? 気味悪いなぁ。
MINAMI、先に行きなさいよ」
「えっ、それでもママ?」
とかなんとか言いながら、1階へ下りていったら・・・
リビングで、じいじがひっくり返ってた。
フローリングに、仰向けになって、
起き上がれなくって、もがいていた。
「えーっ!! 大丈夫???
頭打ったの? どこが痛いの??」
ママがあれこれ尋ねるのに、
じいじは、むにゃむにゃ・・・。
ママが、あわてて救急車っていうのを呼ぼうとしたら、
ようやくじいじが、
「ころんだだけだ」って、ぼそっと。
だけど、じいじ、足が弱っちゃって、
お家の中でも、杖付いて歩いてるの。
床に座っちゃったら、自分では立ち上がれない。
わたしが、じいじと遊ぼうと思って飛びつくと、
「転んだらどうするの」って、ママに叱られる。
「重~いっ!!」って言いながら、
ママがじいじを椅子に座らせて、
「どこか痛いとこある?」って調べてた。
どうやら、うつ伏せに、ばぁ~んって転んで、
やっとの思いで、仰向けになったとこだったみたい。
「骨は大丈夫そうだけど・・・」って、
ママがじいじをベッドへ連れて行ったの。
朝になって、
ママが「痛いところはない?」って聞いたら、
「なんで?」って。
じいじ、夕べのこと、覚えてないらしい・・・
「リビングで、夜中にひっくり返ってたんだよ」
「そういえば、ひざがすりむけてる・・・」
じいじ、骨折じゃなくって、ほんとうによかったよ。
「MINAMIが、吠えて起こしてくれたんだよ。
じゃなかったら、お父さん、
朝までひっくり返ったままだったよ。
お手柄だったんだから」
えへへ、
わたしママに褒められて、すっごくうれしかった。
「そうか、MINAMI、ありがとう。
また、転んだら、みんなを起こしてくれな」
ちょっと、じいじ! もう転ばないでよね。
ふぅ~。
みなみお姉ちゃ~ん。
これぐらいで、もういいかなぁ。
ちびちゃん、はじめてにしては上出来。
この調子で、たくさん日記書くんだよ。
うん。自信ないけど、がんばる。
なにしろ、わたし、ママのむすめだから・・・
みなさま、おやすみなさい。