もうしばらくたつと、受験情報誌には合格者体験が
こぞって載せられると思いますが、どれもあまりにも完璧な体験すぎて、
我が家にとってはあまり現実味がなかったのは事実です
。
さほど誌面を割かれない小さな失敗や反省体験談のほうが、
参考になったことは多かった様に思います。
実際に受験を体験した者として、それらの体験談に載っていなかった
反省体験を一つ。
結論から言いますと、
試験当日の行き帰り(試験2日目以降は特に)、
自宅から最寄り駅までの道のりは、出来れば車での移動が良いと思います。
タクシーでもいいので、とにかく道を歩いて最寄り駅まで行くことは、
出来れば避けた方が良いと思いました。
もっと欲を言えば、送ってもらう駅は最寄駅から2、3駅離れた駅が良いと
思います。
本番がスタートしてから終わるまでの数日は
並はずれた緊張にさらされることになるわけですが、
私の場合は、その期間、特に試験会場に向かう道中や
その帰り道はもちろんのこと、マンションの廊下でさえも
誰にも会いません様に、と内心で祈っていました。
「おはようございます」の一言ですれ違えればいいのですが、
この緊張の中一言二言会話を続けなくてはならない様な事になることを
想像すると、ちょっと気が重かったからです。
幸い、入試1日目は夫が近くの駅まで送ってくれた事もあり、
誰にも遭遇せずに試験を受けに行き、帰ってこられましたが、
二日目の午後受験の学校に向かう駅までの道で、
同級生親子に遭遇してしまいました
。
向こうから歩いてくるのが見えたけれど、逃げるわけにも行かないので、
ただ、手を振ってすれ違おうとしたのですが
そういうわけにはいきませんでした
。
詳しくは書きませんが、その遭遇により私はちょっとした傷を
負いましたが、とにかくその後の試験の事で頭がいっぱいだったこともあり、
あまり気にも留めていませんでした。
そのままだったらきっと忘れていたと思います。
しかし、その後そのお母様は自らの失態をカバーしようとすべく
今、まさに今、試験中だということを知っていて、
保護者控室に居た私にメールを送ってきました。
その内容は、傷を負った人を追いかけてさらに切りつけるような
心無いもので、深い傷を負う事となりました
。
タイミングが悪かっただけで、
同じ人に会っても他の日だったらその方も余計な失態をせずに
済んだはずですし、同じ日でも他の人だったら
さらっとすれちがって終わりだったと思います。
しかし、少なくとも自分が極限状態にあるときに、
顔見知りに会うことは出来れば避けた方が良いと思います。
懐疑的すぎるかもしれませんが、全ての人が心から
合格を願い、祝ってくれるわけではないのです
。
私の場合は、向こうからやってくる親子との鉢合わせでしたが
朝のほうが遭遇確率はたかいと思います。
試験開始時間はどの学校も似たり寄ったりですから、
どうしても出発時間は重なります。
遭遇してしまった友達がある程度仲が良かったとしても、
緊張している中、同じ方向の電車にしばらく一緒に揺られて行くのは
お互いに気づまりです。
駅周辺の渋滞を招くような事もあるかもしれないので、あまり大声では
言えませんが・・・
。
人生の中でも一、二を争う大事な日に、
思いがけず余計な雑音を聞かねばならなくなるような
リスクの回避法の一つとして本番当日の自宅から駅までの移動は
車をお勧めいたします
。