『人々はなぜこんなにも傷ついているのだろう?』
さまざまな人たちと会い、話をしている。
そしてたくさんの人とあえば会うほど、人々のなかにとてつもなく深い傷があることにあらためて気がつく。
その傷は、人々がそれぞれの存在の源から切り離されてしまったことに起因している。
たくさんの人たちが現在では母なる地球から、自分の母親から切り離されてしまっている。
母なる地球とつながって生きているとき、
あるいは自分がどのような目的でこの惑星を訪れているのかをしっかりと自覚しているときには、
われわれはつながりを感じるし、そこには安心感もある。
愛だって感じることだろう。
ところがいったん母なる地球とのつながりが断たれてしまい、自分が誰なのか、なぜこの星にいるのかもわからなくなると、感じるのは痛みだけになる。
さながら小さな子供が実の母親を亡くしたときのように。
こころの内側が切り裂かれて圧倒的な痛みであふれている。
こうしたことが実際に起こると、その人の属する共同体や、その人の属する社会を構成する人々はみな悲しみにくれて道を見失う。
空気には死の臭いすらする。
そういうときには、自分たちを存在の源と接続するための儀式を行うときであるだろう。
人々は母なる地球とあらためてつながる必要がある。
そしてそれは祈りのときでもある。
わたしたちは人間としてスピリチュアルな体験をしているのではなくて、
もともとスピリチュアルな存在であるなにかが、
この惑星で人間という体験をしているのかもしれないというふうに考えたことはないだろうか。




