先週の金曜日、犬の散歩の途中、半年ぶりに

ハスキーMIX犬のジローさんの飼い主さん(パパさん)に会った。

 

一人だった。

 

「お久しぶりですね〜」

 

「久しぶり〜。

 ……ジローねえ、七月に亡くなっちゃたのよ」

 

「……。近頃、お見かけしないなあと思っていたんですけど…」

 おそらくそうではないかとは思っていました。

 

ワン友ジローさんが14歳で天国へ旅立ちました。

朝は散歩出来たけれど帰宅後突然に体調が悪くなった、との事でした。

 

ジローさんパパの服の匂いを嗅ぐうちのワンコの頭を撫でながら、

「匂いしないでしょう。ごめんねー。もう、ジローには会えないんだよ」と

話しかける飼い主さんの言葉に、胸が詰まりました。

 

本当はよそのワンコを見るのも辛いんだろうな。

 

ジローさんは賢くていつも堂々としていて、どのワンちゃんとでも

仲良く出来る優等生ワンちゃん。仲良くしてもらっていました。

 

そしてジローさんパパは11年前初めてお会いした頃、

定年退職したばかりの元体育教師の方です。

 

最初の頃は年も20歳ほど上ですし、学校の先生だし、

正直スパルタ体育教師?って感じで厳しそうな気がして、

なかなかフレンドリーには話しかけづらい印象でした。

 

”体育の先生”だとそうでもないのですが、

”体育教師“と聞くと、=スパルタ!=竹刀持ってそう!のイメージは

やっぱり世代のせいでしょうか。😓

 

 

ウチのワンコが嬉しくてジローさんパパに飛びつこうとすると

結構長いこと嫌がられてたし…😰

しつけがなってないこちらが悪いんですが…。

 

しばらく経って、

畑の向こう側にジローさん達が散歩から帰るところを見かけました。

 

 

こちらがペコリと頭を下げると、

 

ジローさんパパが

大きく手を振ってくれました。🤗

 

 

えっ、意外!…と思いつつも、

ワタシも大きく手を振り返しました。🤗

 

 

人に大きく手を振るってことあまりないですが、

 

何かね…すごく気分が良かったんです。

 

壁が取り払われた感じです。自分で壁、作ってたのかなー。🤔

 

それで、他の方にもやってみました。

 

毎朝お散歩している70代のご婦人。

毎日、両手にダンベル持ってウオーキングしているお爺さん。

近所の小中学生。

小学生には最初ちょっと怪しまれた。💧

 

無言の会話…というのかな。

 

元気ですか〜?

元気ですよ〜!

 

相手を受け入れた、

相手に受け入れてもらえた。…ただそれだけ。

 

 

みんなに出来るわけじゃないけど、

 

手を振れば 心が晴れる、お互いに。…季語なし。

 

(ひねりがなさすぎる…😓センスがない、他に思いつかん。😓)

 

 

そんなんで、人の心は開かんよ…と思うでしょう。

 

そうかもしれませんが、朝ちょっと遠くて挨拶できないなあって人に

敢えて遠くからやってみると案外気分が良くなる、と思う。

 

 

ジローさんパパは元体育の先生だからか

朝夕の散歩を一人で続けているみたいです。

お見かけしたら大きく手を振ろうと思います。

 

ジローさん、飼い主さんありがとう。

仲良くしてくれてありがと。

 

気づかせてくれてありがとね。🤗

 

 

これは可愛い顔して写ってますが、

最近、あくびと食べ方がおじさんっぽい

我が家のワンコです。