基本情報
場所:千葉県印西市
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料金:
特記:印旛七福神は千葉県印西市内(旧印旛村)の寺院を巡るコースです。
各札所の寺院には、七福神の石像が安置されています。
七福神のはなし
七種の徳を支配する神として、室町時代の末期ごろに中国から輸入された思想と、古来の日本で信じられていた俗信と仏教思想とが入り混じって生まれた信仰で、七福の語源は「仁王経」の中の七難七福に発しているといいます。
つまり天竺(インド)、中国、日本の三国の神を集めた福の神と言えます。
特に江戸時代には、人々は美しく着飾って七福神参りをして、その年の福徳を祈願したといわれています。
①毘沙門天さま(万福寺)
所在地(住所):千葉県印西市吉田821
左手に宝塔をささげ、右手に鉾をもつ、いかめしい毘沙門天は仏法守護の神で、仏の道場の北方を守ります。財・福開運が授かります。
②福禄寿さま(高岩寺)
所在地(住所):千葉県印西市岩戸1541
人間の理想は幸福、俸禄、寿命の三つとされます。それを表したのが、頭は白く、髭長く、杖に経巻を結びつけて持ち、白鶴をつれているのが福禄寿の姿です。福徳・延命が授かります。
③寿老人さま(東祥寺)
所在地(住所):千葉県印西市鎌苅543
長い白髭をはやし鹿を従える姿は、鹿が長い角を生やしていても、頭を下げるため木の枝なども邪魔にならずに通れます。人間には食いたい、飲みたい、したい等の欲望がありますが、これらを適当に忍びますと理想の長命が得られるということです。長命・福徳が授かります。
④大黒さま(慶昌寺)
所在地(住所):千葉県印西市萩原1242
狩衣を着て、頭に頭巾をかぶり、左肩に大きな袋を負い、右手に福槌を握り、二俵の米俵の上に立ち、こがらで豊かな体つきで、耳は福耳といわれる。商売繁昌・開運が授かります。
⑤弁天さま(迎福寺)
所在地(住所):千葉県印西市吉高549
ただ一人の女神弁天さまは、音楽を司る神で、どのようなむずかしい場面にあってもナメラカに対応できる判断を下さる方、一般には人に知恵、商売や芸能に功徳が授かります。
⑥布袋さま(円蔵寺)
所在地(住所):千葉県印西市山田823
むかし、中国に実在した人で弥勒菩薩の化身ともいわれ、額がひろく、身は太く、腹は豊かで、袋を一つ持って方々を歩き、気の向いた場所で眠ったという。福徳・知恵が授かります。
⑦恵比須さま(西定寺)
所在地(住所):千葉県印西市山田2635
蛭子、夷三郎ともいう。イザナギノミコト・イザナミノミコトのニ尊の間に生まれた神であったともいわれ、神形は風折鳥帽子をかぶり狩衣を着て、右手に釣竿、左脇に大鯛を抱えている。商売繁昌・開運が授かります。
訪問記録
訪問日:2022年11月13日
■毘沙門天 万福寺
■福禄寿 高岩寺
■寿老人 東祥寺
■大黒天 慶昌寺
■弁財天 迎福寺
■布袋尊 円蔵寺
■恵比寿 西定寺