市ケ尾横穴古墳群は、6世紀後半から7世紀後半にかけて、作られたA群12基・B群7基の計19基の横穴墓からなっています。
昭和8(1933)年と昭和31(1956)年に発掘調査が実施されました。
前庭部と呼ばれる横穴墓の入口前の広場部分から刀・土器類などの遺物が発見され、死者を祀る何らかの儀式が行われていたと考えらます。
また、各横穴墓の内部の構造には各種の形式が見られ、時代とともに次第に変化していった様子がうかがえます。
昭和58年にA群、平成6年にB群の保存整備が実施されています。
(横浜市教育委員会)

 場所:神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町1639-2 市ケ尾遺跡公園
 特徴:
 撮影:2020年3月20日