夏期講習の準備をしている幸風館の藤井です。中3は幸風館オリジナルの教材を作成しようと思い，見積もりを出しましたが思いのほか高かったので断念しました。通常教材よりもかなりページ数を少なくしたのに。。。5科目そろった例年通りの教材を使おうと思います。

長船中の期末テストは明日まで，邑久中・牛窓中の期末テストは明後日までですね。最後まで勉強をし続けて結果を出してほしいです。

前日対策の教材を作成していて，中2の長船中のテスト範囲を改めてみていたのですが，今年と昨年の国語，理科，数学，保体の範囲がまったく同じことに気づきました。私自身も何かの間違えかなと何度も見返しましたが，出題範囲も学習のポイントもすべて一緒。ということは，昨年の過去問が・・・と頭をよぎりましたが，結局それだけやっても効果はないとも思いました。

もしかしたら同じ問題が出題されるかもしれません。それにより正解できるものもあるでしょう。勉強をしていないお子さんには特効薬としての効果はあると思います。ただ，入試のことを考えるとまったく役には立ちません。

結局は，前日までにやった勉強がどこまで完成度の高いものになっているかだと思います。理解して覚えることができているかどうかです。それが入試の勉強になります。

「分からないから覚えられない」なのか，「覚えられないから分からない」なのか。お子さんの状況により違いはあると思いますが，「分からない」は解消できますが，「覚えられない」は私にはどうしようもありません。

「覚える」ということを今までどこまでやってきたかだと思います。やはり，早い段階でそういった勉強をやれてきたかどうかがテストの点数につながります。

学校や塾の授業で理解し，自分で覚え直して定期テストを受ける。それを中3で総復習して入試に挑む。

過去問を使って点数を取れたような勉強では，結局，入試では何も役に立たないです。定期テストの勉強は，その先の入試につながる勉強として取り組んでほしいですし，幸風館では取り組ませていきます。

今日はここまで。

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【勉強法】テスト範囲を見て。。。