こんにちは

自分と、繋がる。

自分と、生きる。

カウンセラーさえこです

前回と前々回に叔父のお話しをしました。

今回はそんな叔父のその後の出来事をお話ししたいと思います

末期の肺がんで入院した伯父ですが、

入院してからみるみる病状が進み、3週間くらい経ったのち息を引き取りました。

入院してから常に誰かがそばに居て欲しいと病院側からも言われていたのもあり、叔母とわたしと親戚の人と交代で看ていました。

付き添いの者の体力も気力も尽きる頃、叔父はそれを見計らったかのように静かに眠るように亡くなりました。

以前、義母と実母を看取ったときも感じましたが

家族の限界を知っていてそれに合わせて

もうじゅうぶん尽くしてもらったから、あの世に行ってくるね〜！って旅立つような気がします

（あくまでもわたしの感覚です。）

叔父は

「お葬式は盛大にやってくれ

」

と冗談まじりに言っていましたので

親戚のみなさんとこころを込めて執り行いました。

無事に葬儀や四十九日も終わってホッと一息ついたころ

叔母から連絡をもらって家に行ってみると。。。。

遺品整理していて

叔父がいつも使っていた財布の中にこんな写真が

どーーーん

叔父と叔母のお見合い写真です～

なんか

叔父がかっこよい

叔母もキュート

こんな大昔のもの（50年以上前のもの）を大切に

こっそり財布に入れていたんだね～

しかも肌身離さず、財布を買い替えるたびに入れなおして

几帳面な叔父らしくきれいな状態を保っていて大切に大切に持っていたんです

叔母もすごく驚いていて

すごく嬉しそう

叔父は叔母に亡くなる直前に何かを訴えていたようでしたが、

ことばもうまく出てこない状態だったため

叔母は理解できず、、、

ずっと気になっていたけれど、

きっとこの事だったんだ

と腑に落ちたとのことでした。

叔母に厳しく当たっていた叔父だけれど

やっぱり愛していたんですね。

人の真理は言葉じゃなくて行動にあらわれる

ってことが腑に落ちました

ほっこりした思い出です

最後までお読みいただきありがとうございました

遺品整理で愛を感じる