井出さんや佐藤監督のブログ等では監督目線の事が書かれてるので
若手の役者として、獏天として俺は書こうかと。
まず初めに言いたいのは
大体の舞台のオーディションって受ける前から
4番手位まで決まってたりするんですよ。
芝居が良くても動員弱ければキャスティングされない事も沢山あるし。
うちは違いますよ。
良ければ使う!
面白ければ声掛ける!
経験浅い奴が良い番手に付くことも全然ある。
世の中には沢山の
ワークショップや養成所があります。
俺は素晴らしい講師の人達を何人も知っている。
実際にお世話になったし、かけがえの無い財産。
尊敬出来る恩師達。
だけど、残念な事に
そうでは無いワークショップも沢山ある。
搾取的だったり
参加者が馴れ合いだったり。
もちろん色んな環境や条件があったりして
良し悪しを論ずるつもりは無い。
むしろ、参加者の方に問題がある場合もある。
昔、後輩がとある監督のワークショップに参加していた。
質問をしてみた。
「なんで参加したの?」
後輩の答えは
「芝居上手くなりたいからです‼︎」
んーーーー。
例えば、その監督の作品が堪らなく好きだ
とか
顔を売りたいんだ
とか
仕事に直結させてやる‼︎
とかなら凄く納得出来る。
もしくは
ワークショップに勝ち残れば事務所に所属出来る
とか
来年公開の映画に出演できる
とかのメリットがあるなら
当然、機会があれば行くべきだし。
だけど、芝居が上手くなりたいのなら
先輩の役者に頼み込んで稽古場押さえて個別に稽古してもらったり
トレーナーを生業にしている所に行けば?
と思ってしまう。
実際、仲間内で集まって「勉強会」ってのを俺もやってたし。
あ、あくまで個人的な考えですよ。
その後輩のハングリーな精神は素敵だし、役者なんて欲求が枯渇してナンボだと思ってて
欲と好奇心の塊な生き物だと思うんす。
その「上手くなりたい」ってのは凄く分かる。
そんなもん当たり前!!
世の役者は常に貪欲ですよ。
だから勉強やトレーニングを積む訳だし。
その磨いたモノや、蓄えたものモノをどうするの?
って話なんだけど
そんなもんは現場で使うしか無いじゃないですか。
ただ家で鏡の前でだけ芝居が上手くなったって仕方無い。
現場でパフォーマンスしてナンボでしょ?って。
俳優、役者・・・
きっとこーゆー名称だから二の足を踏みがちなんすよ。
分かりやすく他の業種に例えると尚分かりやすい。
めちゃくちゃ上手いラッパー。
今の時代、宅録しなくても動画アップすれば世に発表できますよね。
漫画も同様。
芸人さんは月に何本もオーディションやライブやってる。
ピアノ弾かないピアニストはいない。
俺はよく言うんですけど
「コミュニケーション」ってのは人と繋がりたい、関わりたいと思う欲求だと思うんですよね。
あらゆる表現者やアーティストってのは
作品を通して世界や人と関わる訳だし。
じゃあ役者だけサボって良いのかっつーと
それは違うんじゃねーのかなって。
まぁごちゃごちゃ書きましたが
昨年、獏天オーディション受けてくれた奴らに言いました。
この先5年、10年と続く俳優人生の中で大切なもの、役に立つもの、必要なもの
それがきっと、この現場には沢山あるから
宝物を自分で掘り当てて下さい。
と。
獏天オーディション 締め切りは今週日曜日まで。
詳しくは↓こちらから↓
沢山の感動と発見が待っているはずです。
獏天 太田雄路