緊張しやすい方に!
「あがり症を根絶する」みのブログ
モチベーション&コミュニケーションスクール桐生 稔 です(^▽^)/
今回のテーマは、説得力のある声です。
「あの人が話すとすごく説得力がある」、逆に「あの人が話すと全然ピンとこない」とか。
「あの人が語ると、チームのみんなが動き出す」
「あの人が語っても、全然チームのメンバーが動かない」
というのがあったりします。
もちろん話す内容、態度、マインドや表現方法も関わってきますが、今回は声に絞ってお伝えしていきたいと思います。
声に関する実験で、よく引用されるものがありますので、ひとつご紹介させてください。
アメリカのデューク大学とカリフォルニア大学の合同研究ということで、記事に掲載されていたものです。
アメリカで成功している企業のCEO・800人の声を分析し、被験者に「どの声が好まれたか」を聞いたところ、声の低い経営者の方が被験者に好まれたそうです。
また、声の低いCEOの方が説得力が高く、企業の業績にもよい相関関係が見られるとのことでした。
これはなかなか興味深い結果ですね。
確かに、ローボイス(低い声)の方が落ち着いていて、安心感があり、説得力があるように感じます。
例えば、何か物を買うときに、甲高い声で「買ってください〜!」と言われるより、重厚感のある低い声で、「是非買ってください」と言われた方が、説得力がありそうな気がしますよね。
ここからは、説得力のある声について、スキルとメンタルからアプローチしていきます
<スキル>
声というのは、声帯を揺らして音になっていくわけですが、声帯が長いと低い声が出やすいです(特に男性は喉仏があるので)。弦楽器のコントラバスをイメージしていただくとわかりやすいでしょうか。弦が長いですよね。
一方、声帯が短いと高い声が出やすいです(特に女性)。弦楽器に例えると、弦の短いバイオリンですね。バイオリンは高い音が出やすいです。
こうした体のつくりの差こそありますが、出し方によっては、誰でも低い声は出せるようになります。
声を出す方向性は3つあります。
1、ヘッドボイス
「ヤッホー」のように、頭から突き抜けるような声。
2、ミドルボイス
まっすぐ飛ぶ声で、普段はこれが一番多いでしょう。
3、チェストボイス
胸を響かせる声。これが今回のポイントで、一番低く、深みのある声を出すところです。
胸に手を当てて、声を出したときに、胸が響く感じがします。
是非、皆さんの中にもこのチェストボイスを取り入れてみてください。イメージだけでも構いません。少々オーバーなくらいで練習してみてはいかがでしょう。
もちろん、ヘッドボイスのように元気のある声があっても構いませんが、チェストボイスのように「ここぞ」というときに低い声でズシリと響く声を出すのもよいと思います。
<メンタル編>
やはり自信を持って説明できるこしたことはないですよね。
自信がある人の話は説得力を感じます。
では、自信はどこからやってくるか。
大事なポイントがあります。それは、
話の内容を十分に理解しているということ
です。
当たり前のことかもしれませんが、知らないことは自信を持って話せません。
例えば、10年間地下アイドルの追っかけをやっている人なら、地下アイドルのことについて自信たっぷりに話せると思います。
もし私が地下アイドルについて話してほしいと言われたら、知識がないので、自信をもって話せないと思います。
説得力というのは、話す内容に対して十分理解しているからこそ生まれるものです。
これを皆さんのビジネスの場面にあてはめて考えると、今から話す内容について、誰よりも理解しているということがポイントです。
とはいえ、理解するというのが難しかったりするものです。
これは問いの立て方次第でいくらでも理解することができます。
どんな問いを立てればいいのかを3つご紹介いたします。
例えば何か商品を説明するとして。
1、商品の良いところと悪いところをそれぞれ5つ挙げてみる
良いところを5つって、けっこうたくさん考える必要ありますよね。
調べないとわからなかったりします。しかし、この調べることで理解が進みます。
一方、悪いところを5つリストアップしておくと、お客様に突っ込まれたときに対応がしやすくなります。
2、この商品が他社と決定的に違うところを3つ挙げてみる
先ほどの良いよころと被るかもしれませんが、他社にはないポイント3つと言われると、他の商品のことも調べざるを得なくなります。
そうすることで、より自社の商品のことについて理解が深まります。
3、聞き手が心を揺さぶられるポイントを3つ挙げてみる
これも答えるにはなかなか大変な質問です。
心を揺さぶられるポイントとなると、なおさら商品のことを調べる必要が出てきます。
このように、調べることで理解が進み、自信を持って話せるようになるということです。
話す内容について熟知していると自信が溢れてきます。
その自信が皮膚から漏れ伝わって、聞き手は説得力を感じるようになります。
ぜひ続きは動画でご確認ください
今回の詳しい内容はYouTube
「みのちゃんねる♥」
↓↓↓動画は下記をクリック↓↓↓
説得力がアップする!「声の出し方」と「メンタル」 | 会話で緊張しやすい方に!あがり症を根絶する「みのチャンネル」桐生 稔
==================================
株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
(文部科学本省統一資格取得済:受付番号00322)
〒163-0649 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル49階
TEL:03-6304-5323
FAX:03-6304-5268
MAIL: info@motivation-communication.com
◆会話で緊張しやすい方に!『あがり症』を改善するみのチャンネル♡
出版社: KADOKAWA (2020/12/17)
出版社: 明日香出版社 (2020/3/5)
出版社: 扶桑社 (2017/9/2)
==================================
#あがり症#緊張#話し方#人見知り#コミュニケーション#ボイストレーニング