緊張しやすい方に!

「あがり症を根絶する」みのブログ

 

モチベーション&コミュニケーションスクール桐生 稔 です(^▽^)/

 

 

今回のテーマは、論破されない話し方です。

 

論破=論じて破られる。

 

一方的に言いくるめられたり、圧力をかけられて言いたいことが言えなかったりすると、非常に悲しい気持ちになりますよね。。

 

今回のテーマ『論破されない話し方』は、まず、論破してくる人のやり口を見ると解決策が見えてきます。

 

 

これは、裁判における弁護士の方のやり取りが参考になります。

 

弁護士:「昨日は深夜1:00まで飲み会だったわけですよね?」

目撃者:「はい」

弁護士:「その帰り道に犯行現場を見たということでよろしいでしょうか?」

目撃者:「はい」

弁護士:「お酒も入っていたと思いますが、間違いなくその場に被告人がいたと言い切れますか?」

目撃者:「あ、あ、はい・・・」

弁護士:「なぜ言い切れるのでしょうか?」

目撃者:「そ、そ、それは・・・」

 

みたいな形で、質問することで詰め寄っていきます。

流れにすると、

①質問して

②矛盾をあぶり出し

③正論をぶつける

こういった感じです。

 

テレビによく出ていらっしゃる2ちゃんねる創設者のひろゆきさんは

論破王で大変有名ですが、

 

①質問:「なぜそう言えるんですか?」「その根拠は何ですか?」

②矛盾:「だったら必ずしも正しいとは言えないですよね?」

 

と、ほとんど質問しています。

 

このような、

①質問して

②矛盾をあぶり出し

③正論をぶつける

という仕組みを知っていると、論破されない会話術がわかってきます。

 

では、どうすれば論破されずに済むのでしょうか。

 

事例をもとに見ていきましょうビックリマーク

 

お題は「英会話を子供に習わせるべきかどうか」です。

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まずは論破されるパターン

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Aさん=習わせるべき(論破される人)

Bさん=習わせなくてもよい(論破する人)

 

A:私は子供に英会話を習わせるべきだと思います。なぜかというと、今はグローバル社会ですから、英語を学ぶのは必須スキルだと思うのです。

 

B:でも、翻訳機があるから、学ぶ必要なくないですか?

 

A:翻訳機といっても、すべて変換できるわけでもないでしょうし、変換するにも時間がかかってコミュニケーションがうまくいかなったりすると思うんですよね。

 

B:いや、今は80カ国対応で、あらゆる言語を秒速で変換してくれる翻訳機がありますよ。

 

A:そんなのがあるんですね…。でも、英語を習うって、脳トレにもなるじゃないですか。。。単語を覚えたり、脳の活性化にもつながると思うので、やっぱり英語を学ぶべきだと思うんです。

 

B:脳トレになるんだったら、わざわざ英語じゃなくても、他のことを学べばいいんじゃないですか?

 

A:そう言われればそうですが…

 

という感じで、どんどん詰め寄られていくパターンです。

 

この会話は「英語をわざわざ学ぶ必要がないのでは?」と質問され、矛盾点があぶり出され、「他のことを学んでもいいんじゃないですか?」と正論をぶつけられるという構図です。

 

何が悪かったかといえば、防戦一方なことです。

 

一方的に言われっぱなし、質問されっぱなしになっていると、考える時間もなく、変なことを言ってしまい、矛盾をつつかれます。

 

どうすればいいかというと、

双方向のやり取りに持ち込めばよい

ということになります。

 

事例を見ながら解説します。

 

お題は先程と同じく、「英会話を子供に習わせるべきかどうか」で行ってみましょうビックリマーク

 

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論破されないパターン

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A:今、グローバル社会なので、英語を学ぶというのは必須だと思うんですけど、Bさんはどう思われますか?

 

B:翻訳機があるから、学ぶ必要はないと思います。

 

A:なるほど、たしかに。いまは結構スペックの高い翻訳機があるんですか?

 

B:今は80カ国対応で、秒速で対応できる翻訳機がありますよ。

 

A:そんなにすごいのが出ているんですね。なるほど。

英語を学ぶというのは、翻訳したり変換したりするだけではなくて、単語を覚えたりすることで脳トレにもなるのではないかと思いますが、そのあたりBさんはどう思われますか?

 

B:英語は、翻訳機があるから、もっと他のことを学ぶべきだと思います。

 

A:たしかにそうですよね。ただ、英語という選択肢があってもよいですよね?

 

B:それもありだと思いますね。

 

A:ありがとうございます。やはり英語って、日本語にはないメリットがあると思うんです。日本語って、後から結論が出てくる言語ですよね。英語は、I thinkのように結論から伝える言語なので、結論から話すスタイルを学べるのではないかと思うんですよね。

 

Beforeの事例とAfterの事例では、内容自体はほとんど変えてません。

 

Afterの事例で、Aさんは何を変えているかというと、

質問を入れる

ということを行っています。

 

 

このことのメリットは、2つあります。

 

【メリット①】

質問することによって「間」ができます。

 

 

一方的に質問されると、考える余地がなくなってきますよね。質問をした瞬間に、思考を整理する時間が生まれます。

 

【メリット②】

質問で返すと、双方向のやり取りになります。

 

 

先程のBefore編は一方的にやられている感じでしたが、After編は双方向でやり取りしている感じが出たと思います。

やはり双方向でやり取りするほうが、いい雰囲気のコミュニケーションになります。

 

《本日のまとめ》

論破してくる人のやり口

①質問して

②矛盾をあぶり出し

③正論をぶつける

 

対策:質問を入れて双方向のやりとりに持ち込む

ぜひ続きは動画でご確認ください爆笑

今回の詳しい内容はYouTube

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↓↓↓動画は下記をクリック↓↓↓

論破してくる人のやり口を見極め、対策を打ってみよう! あがり症を根絶する「みのチャンネル」桐生 稔

 

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株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔

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