緊張しやすい方に!
「あがり症を根絶する」みのブログ
モチベーション&コミュニケーションスクール桐生 稔 です(^▽^)/
今回は、思い込みによって緊張改善していく方法についてご紹介いたします。
皆さんには、「こういうことを事前にやったら、人前で上手く話せた」といった、願掛けや、おまじない的なものはありますか。
「こういうことをやるとリラックスして話せる」
といった武器のようなものがあれば、人前で話すのも少し楽にあんるかもしれませんね。
今回は、思い込みによる緊張改善について、7つご紹介いたします。
皆さんは、「プラシーボ効果」というのを聞いたことはありますでしょうか。
プラシーボとは、偽りの薬。つまり偽薬です。
ざっくり説明しますが、たとえば、
◯Aブループの人:「この薬はストレスに効く」と言って、本物の薬を渡す
◯Bグループの人:「この薬はストレスに効く」と言って、偽薬を渡す
この実験の結果、Aグループの人も、Bグループの人も、ストレスが緩和された、そういった実験です。
要するに、偽薬なんだけれども、思い込んでしまうと効いてしまうということです。
また、こんな実験もありました。
◯Aブループの人:ベッドメイキングすると50キロカロリー痩せる。浴槽を掃除すると200キロカロリー痩せると伝える。
◯Bグループの人:Bグループの人にもAグループの人と同じ作業をしてもらうのですが、何キロカロリー痩せるといったことは一切伝えない。
この実験の結果、同じ作業をしているのに、Aグループの人の体脂肪率の減り方が圧倒的に高かったということなのです。
これ、凄いことだと思いませんか
浴槽の掃除で200キロカロリー痩せるなんて、ウォーキング1時間分にあたります。おそらく浴槽を掃除しても、そこまで痩せるという効果はないと思います。
「浴槽を掃除すると、これだけ痩せる」と思い込むと、身体が勝手に反応して成果が出る。
思い込みって面白いですよね。
皆さんの中にも、
・栄養ドリンクを飲んだら急に元気が出てきた
・風邪薬を飲んだらちょっと落ち着いた
などどいったものがあるのではないでしょうか。
どちらもそんなに急に効果がでないとは思いますが、服用した瞬間効果がでたような気持になってくる。こういった思い込み。
思い込みもあがり症を改善していく一つの武器になるかもしれません。
そこで、こうしたプラシーボ効果をあがり症改善に活かす7つの事例をご紹介いたします。
①ストレッチ
ストレッチをすると、緊張改善に有効です。特に首まわりが固まってしまうと、脳に血液が行かなくなって酸欠状態になり、頭が真っ白になってしまいます。
ちなみに、私のおすすめは下半身のストレッチです。
下半身に血流が溜まると、全身の血の巡りが悪くなります。私は下半身のストレッチは、かなり入念に行います。
ストレッチだけでも効果はありますが、「ストレッチすると、緊張が緩和される」というのを、自分の頭の中に埋め込むということです。
実際にストレッチ⇒緊張緩和につながるかどうか、人それぞれだと思いますが、ストレッチをすると緊張が緩和されるといった"トリガー"(=引き金になるようなもの)を持っておくとよいと思います。
②散歩
散歩もとても有効なメソッドのひとつです。
散歩はゆっくり行うものですよね。
一方、人前で話すときは緊張で早口になってしまいます。
例えば、人前で話す5分前に散歩のリズムでゆっくり歩いてみる。そしてそのスピード感を体に取り入れた状態で、ゆっくりしゃべってみる。
「散歩をすると緊張が緩和される」といったトリガーを持っておくのもよいと思います。
③アロマ
匂いによって緊張を改善していく方法です。
脳と嗅覚は密接につながっておりますので、「この匂いを嗅ぐと落ち着く」といった思い込みをつくっておくのもアリだと思います。
アロマの専門店もありますよね。何かお気に入りの香りを見つけてみるのもよいかもしれません。
④チョコレート
チョコレートを食べると、気持ちがホッとすることはありませんか。私、このタイプなのです。
人前で話す前にチョコレートをひとつまみするのもよいかもしれません。くれぐれも、食べすぎてお腹いっぱいになったり、喉がベタベタにならないようにご用心を。
⑤トリプトファン
いきなり専門用語が出てきましたが、トリプトファンとはアミノ酸の一種です。リラックスさせてくれるセロトニンを分泌してくれます。
トリプトファンは、大豆製品(例:味噌汁、納豆)や
乳製品(例:ヨーグルト)
に多く含まれています。
こうしたトリプトファンを含む食品を事前に摂取しておくと、リラックスして話せる、というのもつくっておくとよいでしょう。
⑥パワーストーン
力を入れて小さい石をグッとにぎって、力を抜いてみる(筋弛緩法)とリラックスして話せるという"トリガー"を持っておくのもよいですね。
⑦事前に"緑"を見ておく
緊張しているときは、近視眼的になって目が凝り固まりがちです。緑は目にやさしいので、緑を見る⇒リラックスして話せるという"トリガー"をつくっておくのもよいと思います。
意外と東京都内でも、よく見てみるとこんな感じ(写真:新宿中央公園)で緑があったりするものです。
以上、7つご紹介しましたが、どれが合っているかどうかは人それぞれです。
ひとつ試してみて、効果がなかったからやめるというのではなく、2、3個試してみて、自分に合うものを見つけていただけると嬉しいです。
ぜひ続きは動画でご確認ください
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あがり症改善「〇〇したらリラックスできた」という武器を持っておくと便利
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