人前で緊張しやすい方に!
「あがり症を根絶する」みのブログ
モチベーション&コミュニケーションスクール桐生 稔 です(^▽^)/
今回はこんな質問をいただきました。
Q.講師の方も人前でしゃべるときに緊張するのでしょうか?
ご質問ありがとうございます!
講師もメチャメチャ緊張します。
「講師の人は人前で話すことに慣れているから、緊張しないでしょ?」と思われるかもしれませんが、講師も人前では緊張します。
ただ、一般的に言われる緊張と、私たちが指す緊張感は、まったく違うものです。
今日はその違いについて解説していきます。
早速、こちらの表に緊張と緊張感のちがいをまとめてみました。
まず、心の状態は、緊張でも緊張感でも、どちらもドキドキしている状態です。交感神経が優位になっているという部分では両者とも同じです。
実は、緊張と緊張感の大きなちがいは、意識にあります。
緊張しているときは、意識が散漫になっています。
例えば、人前に立ったときに、
・よく見られたい…
・失敗したらどうしよう…
・噛んでしまったらどうしよう…
・手足が震えてしまったらどうしよう…
と、気もそぞろな状態です。
話す内容が飛んでしまうのも、ここに原因があります。
緊張感は、意識が集中している状態のことをいいます。
つまり、人前に立ったときに、
「今から話すこと」に意識が集中している状態
です。
まわりからどう見られてもかまわない。とにかく、「全力でこの話を聞きの方にお届けしたい」と、話すことに集中することです。
そうすると、当然、パフォーマンスがあがってきます。
スポーツの世界では、当たり前のことになっておりますが、大事な舞台でも、目の前のことに集中し、スタートダッシュをきる。
この集中力が高ければ高いほど、良い結果ができます。
昔、世界陸上でウサイン・ボルト選手が世界新記録を出したときのことを覚えてますでしょうか?
大歓声の中、ボルト選手は、スターティングブロックにたった瞬間から、ものすごい集中力を発揮していました。世界陸上で大勢の観客がおり、歓声もすごいですから、交感神経は優位になっていたと思います。
そのボルト選手は、スタート地点からゴールをじっと見つめて、少しだけニヤッと笑顔になったのです。完全にフローの状態に入ってたように思えました。
その後、「ヨーイドン」のスタートのピストルが鳴った後に、ものすごいスピードで世界新記録を打ち立てたわけです。これは集中しているからこそですね。
繰り返しになりますが、ドキドキすること自体は悪いことではありません。問題は、意識が散漫になっていること。
多少緊張しても、人前に立った時に、話すことに集中できれば、きっとパフォーマンスがあがります。
では、どうすれば集中力を高められるのでしょうか。
そのトレーニング方法をお伝えします。
<意識を集中させるトレーニング>
それは、あえて意識が散りやすい状態に身を置いて、話す練習をしてみるというものです。
例えば、テレビの音がガンガン鳴っているところ。よくテレビつけながら勉強をやっていると、ついついテレビを見てしまったということはありませんか?とっても集中しずらいです。
ですので、あえて意識が散漫になりやすい環境で、スピーチの練習をしたり、人前で話す原稿を集中して読んでみるといいです。
あるいは、あえて音楽を聴きながら話す練習をしてみる。
かなり意識が飛びやすいですので、集中して話すトレーニングになります。
身近なところだと、電車の車内ですね。
ドアが開いたり閉まったり、人が出たり入ったりなど、かなり気が散ります。
もちろん公共の場所なので、声を出すわけにはいきませんが、スピーチの内容や、人前で話す原稿を黙読してみてください。
今回のポイントは、意識の集中でした。
詳細は下記動画にまとめております。
お時間あるときにぜひ
※今回の詳しい内容はYouTube
「みのちゃんねる♥」
↓↓↓動画は下記をクリック↓↓↓
「緊張」と「緊張感」の違いを知って人前でのパフォーマンスを飛躍させる!
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