大島町の元町地区に住む阿部吉恵さん(80)は、16日午前3時前、就寝するため寝室に入ろうとしたところ、突然押し寄せてきた土砂に流されました。
吉恵さんは寝室から玄関までの廊下を5メートルほど流されましたが玄関の柱や手すりにつかまって助かりました。
一方、夫の比左志さん(83)はすでに寝室で眠っていましたが、妻の悲鳴を聞いて起き上がろうとしたところ押し寄せた土砂に頭から埋まってしまったということです。
比左志さんは、なんとか自力で抜け出し、吉恵さんと2人で家の外に逃げようとしましたが、土砂の重みなどでドアが開かず机の上に上って夜明けまで救助を待っていたということです。
吉恵さんは「何の前触れもなく、土砂が押し寄せてきてあっという間に流されてしまいました。手すりなどにつかまっていなければ外に放り出されていたかと思うと怖いです」と話していました。
比左志さんは「外は雨の音が激しくて家の中に土砂が入ってきたことに全く気付きませんでした。2人とも無事でよかったですが、これから片付けが大変です」と話していました。
