このところ朝ドラの話ばっかりですみません
仕事一筋で家庭を顧みない父親、という
昭和ではわりと普通だったことが
母親が同じことをした途端に
ものすごくいびつに見える とか
(いや母親がやったらダメなのなら
本来は父親がやってもダメなのでは?
と令和の視聴者は気づかされる
日本で長いこと当たり前とされてきた
父権(的な家庭の支配構造)の矛盾を
こういう形で露わにするのがすごい)
「気を抜くな 君もいつかは古くなる」
という恩師の愛に満ちた警句を
米国出張で浮かれて忘れてしまったのか
鼻につくほど天狗になっているのが
透けて…いやモロに見えてしまう とか
そういう「共感できない人間像」を
他でもない主人公にやらせて
朝から考えさせまくるのが
このドラマのすごいところだなぁと思います