日付としては昨日、僕がベーシストとして所属しているTHREEOUTというバンドから、1st E.P"F.P.T.F"が放たれました。
3曲目に収録されている"ソングライト"という楽曲の作詞作曲を担当しました。2番Aメロのギターも弾かせていただいてます。ギター楽しい。
折角なんで、これまでTHREEOUTで音源化されてきた僕が書いた曲のセルフライナーノーツとやらを書こうと思う。
3曲。思ったより少ない。
・インソムニア(INTIFADE)
「パラノイアは僕だった」
インソムニア=不眠症(自律神経失調症)
軽度の不眠症に陥っていたことがある。
眠れないほどただ1人のことを思ってしまったことがある、とかいうとすごく格好つけているように取れるな。
実際、思っていただけで大した動きもせず、そのまま気持ちは押し殺してしまったのだけど。
「貴女がどういう人間であっても問題ではありません。先に毒されてしまったのは僕の方なのだから」
ということです。それが届いて拒絶されることを恐れて自ら溺れていく、「非生産性自己犠牲型メンヘラ(造語)」の物語です。
サウンドやアレンジメントでは、狂気的かつ哀しげであることをかなり押し出すように作り込んで行きました。
4分の3、16分音符基調のテクニカルなドラムパターンからサビに入るやいなや4分の4で疾走感を演出する8ビートに変わるその瞬間が肝です。故にサビは意外とキャッチー。なおちゃんはとてもよく頑張ってくれました。
僕の曲はリズムが難しい曲が多いらしいです。なおちゃん曰く。
ギターソロは丸投げしました。正解でした。
ある意味ではゆうちゃんは僕の曲のメロ感を1番理解してくれてるのかもしれません。
INTIFADE、最近はここから曲はやれていませんが、名曲ぞろいです。
持ってないのならば要チェック。
・World's End Garden(TALETELLER)
「灰に成った花の為」
言わずと知れた名盤(しかないと思ってる)、1st full album"TALETELLER"に収録。
アルバムの選曲時、何曲かあった僕の曲の中で唯一勝ち残ったこの曲、勘のいいヤマシタ曲フリーク(当バンドには3曲しかない)の貴方ならもしかしたらわかるんじゃないかなぁ。
とあるアニメの25話のサブタイトルから付けました。
というか、そのお話に向けて書きました。
ので、是非探って見てください。
これはむしろ当ててくれたら嬉しいです。正解でも言わないけど。
珍しく、歌詞が後に書けました。もともともう少し「非生産性自己犠牲型メンヘラ」みたいな曲になるかと思いきや、コンセプトに自分を落ち着かせるように某アニメを熟視。胸が熱くなり気づけば書き終えていました。
僕が作った楽曲の中では最高速のBPM190。ちなみにTHREEOUT最速はINTIFADE収録の"Welcome to the Endless Game"の210。トチ狂ってる(褒め言葉)
ところどころにドラムのみ4分の4、それ以外の楽器を4分の3で進行するセクションがあります。あと全体的にリズムが細かいです。
ほんと、なおちゃん、毎回ごめんね、いつも想定以上をありがとね。
インソムニアよりも和音を意識した作りなのですが、ギターフレーズが僕の手癖全開のためギタリスト陣からは「弾きにくい」と大バッシング。でもこれでよかったと思います。
ゆうちゃんのギターソロも炸裂。多分ギターソロが1番弾きやすいんじゃないかな、すまんね。
未だワンマンで一度披露しただけなので、機会があればまたやりたいです。
・ソングライト(F.P.T.F)
「辛くても愛せない世界じゃないよ」
本日発売の1st E.P "F.P.T.F"より。
普段、なおとくんがメインコンポーザーとして楽曲制作をするTHREEOUTに対する挑戦状でもありました。
THREEOUTがこれまで使ってこなかったリズムパターンや、なおとくんとは違ったイージーコア、エモの要素を取り入れてみたり。
メロはいつものようにバラードを書くように、歌詞と共に書き上げました。
また、前作までギターについては専門職に任せきって録音に臨んでいたものを、初めてギター録りを一部僕が弾くなど、ギターもこだわって録りました。
リリックは僕が曲を書きたいと思うその瞬間、初期衝動の部分を楽曲にしました。
「どんな感情も出来事も流れていく日常の産物であることを認識し、それを持っている言葉でいかに光らせるか」
これをやりきるソングライターが僕はかっこいいと思います。
そう在りたいと誓うための曲です。
Cメロ、1番のエモーショナルを詰め込んだ歌詞が1番好きで、僕もふと口ずさんでしまいます。
ここのなおとくんの歌、本当にグッと来たのでみんなにもグッと来てほしいです。
歌詞カードも、僕の曲のみ全日本詞なので縦書きにしました。これはeastern youthの影響でもある。
なおちゃん、いつも叩いたことのないアプローチばかり叩いてもらってるけど、いつも自分のモノにしてくれてます。ありがとね。
ゆうちゃんの自分への挑戦を忘れないギターソロも圧巻です。
ミックスもマスタリングも完璧、全部思い通り。
僕は幸せ者です。
ソロアーティストではない、パートが揃っていてできる曲作りをして来ました。
「作詞作曲:ヤマシタショウタ」のクレジットなんて名札なだけで、毎回ちゃんとメンバーと作れてきたことが嬉しいです。
ほんと、ありがとね。
そしてそれがリスナーの皆様に届くことで、楽曲の真意を自分なりに受け取ることで、作品は本当の完成を迎えるのかもしれません。
僕の楽曲を聴いて何か思うことがあるということが僕の思う壺です。
考えてくれたら幸いです。
1st E.P "F.P.T.F"
ついに発売しました。
どうかよろしく。
ソングライト / THREEOUT