箱根で子連れ旅行の宿を探していると、「バイキング(食べ放題)のあるホテルにしたい」と考える方はとても多いと思います。コース料理だと子どもが食べられる物が限られますが、バイキングなら子どもが自分で好きな物を選べて、親も席を立ちやすいからです。
とはいえ、いざ探し始めると「本当に子どもが食べられる物があるのか」「赤ちゃんの離乳食はどうするのか」「バイキング会場で親が落ち着いて食べられるのか」と、気になる点が次々に出てきます。箱根はエリアが広く、宿によって移動のラクさもまるで違います。
この記事は、一児の母である私が「家族旅行で失敗したくない」という気持ちから、箱根でバイキングのある子連れ向けホテルをとことん調べて整理したものです。実際に泊まった記録ではなく、公式サイト・楽天トラベル・口コミを読み込んで、予約前に知っておきたい順に並べました。取り上げるのは、タイプの違う3軒です。
まず結論:迷ったら「箱根ホテル小涌園」から見てほしい
最初に結論からお伝えします。箱根で子連れバイキングのホテルを選ぶなら、迷ったらまず「箱根ホテル小涌園(藤田観光リゾート)」から見てみてください。理由はシンプルで、子連れ×バイキングで気になる点への答えがいちばん厚くそろっている宿だからです。
【まず結論】箱根で子連れバイキングなら、第一候補は「箱根ホテル小涌園(藤田観光リゾート)」。ビュッフェにキッズコーナーとベビーフードの用意があり、離乳食の持ち込み・温めも可能。子どもは自分で好きな物を選べて、親は温かいうちに座って食べられます。
これは「子どもの世話に追われて夕食が修行になる」という子連れ旅のいちばんのストレスが、大きく軽くなるということです。夕食で親がぐったりしなければ、次の日の観光まで気持ちよく楽しめます。旅行後の「疲れて帰ってきた」がぐっと減るのが、この宿の一番の価値だと感じました。
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箱根の子連れバイキングホテル3軒の早見表
まずは3軒を、子連れ目線でざっくり見比べられるようにまとめました。自分の家族がどのタイプに近いかで、見る宿を絞ってください。
| ホテル | こんな人に向いています | 満足しやすいポイント | 気をつけたい点 |
|---|---|---|---|
| 箱根ホテル小涌園(本命) | 赤ちゃん〜未就学児連れ/夕食の失敗を絶対に避けたい家族 | ビュッフェにキッズコーナー+ベビーフード。離乳食の持込・温め可。ユネッサンに入り放題で雨でも安心 | 箱根湯本駅からは登山電車+バス/シャトルの乗換が必要。アレルギー個別対応は不可 |
| 箱根湯本温泉 天成園 | 移動をとにかくラクにしたい/乗換で子どもがぐずるのが不安な家族 | 箱根湯本駅から徒歩圏+送迎バス。和洋中ビュッフェにライブキッチン。天空大露天も | 送迎バスは時間帯で運休あり。子ども料金・ベビーフードの有無は予約画面で要確認 |
| ホテルグリーンプラザ箱根 | 富士山ビューや仙石原の自然でリゾート気分も味わいたい家族 | ライブキッチンのプレミアムビュッフェ。晴天時は露天から富士山。非日常感が強い | 箱根湯本駅からバス約35分と移動が長め。子どもの無料条件は予約画面で要確認 |
3軒はいずれもバイキングが軸ですが、強みが「子連れの食事のしやすさ」「移動のラクさ」「リゾート感」とはっきり分かれています。ここからは1軒ずつ、子連れ目線で詳しく見ていきます。
1軒ずつ子連れ目線で紹介します
早見表で挙げた3軒を、予約前に気になる順に掘り下げます。最初に見るのは、やはり第一候補の小涌園です。まずここを基準にして、移動やリゾート感で天成園・グリーンプラザと比べるのがおすすめです。
本命:箱根ホテル小涌園(藤田観光リゾート)
子連れの夕食は、正直なところ大人だけの旅とはまったく別物です。子どもが食べられる物がなかなか見つからず、取り分けと世話に追われているうちに、親は冷めた料理を掻き込むだけ——そんな「夕食が世話の時間になって、親がちっとも休めない」失敗は、子連れ旅で本当に起こりがちです。
その点で小涌園は、夕食も朝食もビュッフェ形式で、ビュッフェレストラン「フォンテンブロー」にキッズコーナーとベビーフードの用意があると公式が明記しています。子どもは自分の目で見て好きな物を選べて、親は席を立って何度でも取りに行ける。結果として、夕食が「世話」から「団らん」に変わるのが、この宿を本命にした一番の理由です。
0〜1歳連れにとって心強いのが、離乳食の持ち込みや温めが可能と公式に書かれている点です。赤ちゃんの食事を持参して温めてもらえるなら、月齢の低い子を連れての外泊のハードルはぐっと下がります。ビュッフェにベビーフードの用意もあるため、いざというときの保険にもなります。
一方で、正直に書いておきたい注意点もあります。バイキングというスタイルの都合上、アレルギーの個別対応はできないと公式が明言しています。案内では成分表示を確認しながら選ぶよう求められているので、アレルギーのあるお子さんを連れる場合は、成分表示での自衛を前提に考えてください。心配な場合は、別形式の食事プランがないか予約前に相談しておくと安心です。
食事以外の「失敗しにくさ」もこの宿の強みです。隣接する箱根小涌園ユネッサン・森の湯に滞在中は何度でも入り放題で、天気が崩れても館内で1日過ごせます。雨で予定が総崩れ、という子連れ旅あるあるを避けられるのは大きな安心材料です。
赤ちゃん連れ向けの配慮も厚く、ミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」認定を受けています。公式にはベビーバスや子ども用便座、おむつ用のゴミ箱、ステップなどの設備の記載があり、小さな子を連れての滞在を想定した作りになっています。
ビュッフェの料理は地産地消にこだわったもので、大人にとってもきちんと満足できる内容です。「子ども優先で選んだら大人がつまらなかった」となりにくいのも、この宿を安心して勧められる理由です。
予約画面では、次の順番で見ると迷いにくいです。
- ① バイキングの子ども向けメニュー・ベビーフードの有無(お子さんの月齢に合うか)
- ② 子ども料金・添い寝の年齢区分(何歳まで・食事あり/なしか)
- ③ 送迎やアクセス・駐車場(当日の移動が家族に合うか)
この3点が家族の状況に合っていれば、箱根の子連れバイキングでは有力な第一候補になります。まずここを押さえてから、他の2軒と比べてみてください。
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比較A:箱根湯本温泉 天成園(駅近で移動がラク)
「登山電車の乗換で子どもがぐずるのが不安」「とにかく移動をラクにしたい」という家族に向くのが、箱根湯本温泉 天成園です。箱根湯本駅から徒歩12分程度、さらに巡回の送迎マイクロバスがあるため、赤ちゃん連れでも駅からの移動負担を最小限にできます。
食事は大人も子どもも満足しやすい和洋中のビュッフェ。公式によると、ライブキッチンで天ぷらや寿司、鉄板焼きなどを出来立てで提供してくれるので、子ども向けの品も大人のごちそう感も両立しやすい構成です。バイキングなので、子どもが自分で選べる・親が座ったまま何度でも取りに行けるという子連れの利点は、本命の小涌園と同じ方向にあります。
お風呂も見どころで、屋上には全長17mの天空大露天風呂があります。開放感のある露天で、旅らしい気分を味わえます。駅からの移動がラクなうえに食事もお風呂も満足度が取りやすいので、「乗換で疲れる前に着いて、あとは館内でゆっくりしたい」という家族と相性が良い宿です。
送迎について1つだけ気をつけたい点があります。送迎バスは時間帯によって運休するため、公式の案内では10時20分〜13時15分は箱根湯本駅発の便がなく、月〜木曜は最終便が早い時間になります。到着時刻と送迎の時刻表を予約前に突き合わせておくと、駅で待ちぼうけになる失敗を防げます。
駐車場は敷地内に170台あり、宿泊者は無料と案内されているので、車での家族にも向きます。
子ども料金・添い寝の年齢区分やベビーフードの有無は、公式サイトだけでは確認しきれませんでした。0〜1歳連れの場合は、ベビーフードの提供や持ち込みの可否を予約時に問い合わせておくと安心です。
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比較B:富士山を一望できる宿 ホテルグリーンプラザ箱根(仙石原の非日常)
「せっかくの箱根なら、旅らしい非日常感も欲しい」という家族に向くのが、仙石原にあるホテルグリーンプラザ箱根です。夕食はライブキッチンのプレミアムビュッフェで、出来立てのローストビーフなど特別感のある料理が並び、朝食は和洋バイキング。晴天時は男女湯とも露天風呂から富士山が望めるのも、この宿ならではの魅力です。
ビュッフェ主体なので子どもが自分で選べる利点は本命と同じ方向ですが、この宿の持ち味は「富士山ビュー+仙石原の自然」というリゾート感にあります。本命の小涌園や駅近の天成園とは、役割がきれいに分かれています。
気をつけたいのは移動です。仙石原の奥にあり、箱根湯本駅からはバスで約35分と、3軒のなかでは移動が長めになります。乳児連れの場合は、この所要時間を1日の予定に織り込んでおくと安心です。南温泉荘バス停から電話で送迎してもらえる案内もあるので、当日の移動手段は予約前に確認しておくとスムーズです。
子ども料金については、幼児の「食事・布団なし」が3歳未満対象という記載と、3歳未満は無料という記載が見られ、ページによって表現に揺れがあります。「3歳未満は完全無料」と決めつけず、無料の条件は予約画面で必ず確認してください。赤ちゃんプラン(ベビーチェア・お子様食器など)もありますが、貸出品や離乳食の詳細は予約画面での確認をおすすめします。
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あえて外した条件:高級会席・部屋食の一点豪華タイプ
今回は「子連れ×バイキング」という軸で選んだので、大人の温泉情緒や高級会席(部屋食の一点豪華)を主軸にした宿は、あえて外しています。そういう宿が悪いわけではなく、子連れの食事という点で相性が良くないからです。
高級会席は、子どもが食べられる物が限られがちで、コース進行で親が席を立ちにくく、価格も上がって子連れの心理的ハードルが高くなります。バイキングの「子が自分で選べる・親が座ったまま何度でも取りに行ける・食べ残しの罪悪感が小さい」という子連れメリットとは、方向が逆になります。
だからこの記事では、バイキング主体で子連れが動きやすい大型〜中規模の宿に絞りました。土俵をはっきりさせておくことで、「バイキングにしたいのに会席の宿を選んで後悔した」というミスマッチを避けられます。
子連れバイキングで見落としがちな落とし穴
最後に、バイキング×子連れで予約前に確認しておきたい落とし穴を整理します。どれも当日になって困りやすい点なので、予約画面や電話でひと確認しておくと安心です。
① アレルギー個別対応は基本できない
バイキングは仕組み上、アレルギーの個別対応が難しいのが実情です(小涌園は明言しています)。アレルギー児連れは成分表示での自衛が前提。不安なら別形式の食事プランや個別相談を予約前に確認しておきましょう。
② 子ども料金・添い寝の「無料」には条件がある
「3歳未満無料」などの表記でも、食事・布団なしの区分だったりします。完全無料と思い込むと当日追加料金で戸惑うことがあるので、無料の条件は予約画面で必ず確認を。
③ 移動負担は宿でまるで違う
天成園は箱根湯本駅から徒歩+送迎でラク、グリーンプラザはバス約35分で仙石原の奥、小涌園は登山電車+バス/シャトルの乗換が必要です。乳児連れは所要時間と乗換回数を予約前に確認しておきましょう。
④ ベビーフード・離乳食は宿で有無や条件が違う
小涌園は持込・温め可でビュッフェにベビーフードもありますが、天成園・グリーンプラザは公式で確認できませんでした。「あるだろう」と当てにせず、提供・持込の可否を予約時に事前確認してください。
⑤ 送迎バスの時刻・キャンセル料も要確認
送迎は時間帯で運休することがあり、到着時刻と合わないと使えません。また、子連れは当日の発熱リスクが高いので、キャンセル料の扱いも予約前に見ておくと安心です。
こう書くと不安に感じるかもしれませんが、これらはどれも予約時のひと確認で手当てできる注意点です。裏を返せば、確認さえしておけば当日困る場面はぐっと減らせます。その上で子連れの食事のしやすさまで含めて考えると、箱根の子連れバイキングではやはり小涌園が有力な第一候補です。
よくある質問(箱根の子連れバイキング)
Q. 離乳食やベビーフードは用意してもらえますか?
A. 小涌園はビュッフェにベビーフードの用意があり、離乳食の持ち込み・温めも可能と公式に記載があります。天成園・グリーンプラザは公式で確認できなかったため、提供や持ち込みの可否は予約時にご確認ください。
Q. アレルギーがある子でも大丈夫ですか?
A. バイキングは仕組み上、アレルギーの個別対応が難しいのが基本です。成分表示を確認しながら選ぶ形になるため、心配な場合は別形式の食事プランがないかを予約前に相談しておくと安心です。
Q. 子どもは何歳から料金がかかりますか?
A. 宿・プランによって年齢区分が異なり、「食事・布団なし」で無料の区分がある場合もあります。無料の条件は表現に揺れがあるので、予約画面で必ずご確認ください。
Q. 赤ちゃん連れでも移動はラクですか?
A. 移動のラクさは宿でかなり違います。乗換を避けたいなら駅近+送迎の天成園、リゾート感重視ならバス約35分のグリーンプラザ、といった具合に、家族の優先順位で選ぶのがおすすめです。
まとめ:迷ったらまず小涌園から
箱根で子連れバイキングのホテルを選ぶなら、迷ったらまず「箱根ホテル小涌園(藤田観光リゾート)」を基準にするのがおすすめです。ビュッフェにキッズコーナーとベビーフードがあり、離乳食の持込・温めも可能で、雨でもユネッサンで館内完結できる——子連れの夕食と天気という二大リスクに、まとめて答えを出してくれる宿だからです。
移動を最優先したいなら駅近+送迎の天成園、富士山ビューと仙石原の非日常が欲しいならグリーンプラザ箱根、と家族の優先順位で選び分けてください。どの宿も、予約前にベビーフード・子ども料金・移動手段のひと確認をしておけば、安心して当日を迎えられます。
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※部屋タイプ・設備・料金・プラン内容・送迎条件・ベビー用品の貸出は変更されることがあります。予約前に最新情報をご確認ください。



























