【アタマ・ココロ・カラダの３つの記憶がピッタリ重なり合うようになると、ある日突然、やってきたことが自分のものになります。それが「覚えた」ということであり、記憶に深く刻み込まれたということです。 井上裕之語録より】
私たちの人生は潜在意識が司令塔です。
意識して司令塔を育てるのは顕在意識です。
潜在意識を学ぶ人は、顕在意識の使い方をマスターすることが大事です。
それが、この先生のご投稿に秘密アリ！です。
どういうことかというと、潜在意識に覚え込ませたいことは、顕在意識を使って行うからです。
これを意識してやるのとやらないのとでは大きな違いがでます。
皆さんも、何を作っているのかも知らされずに、何かのパーツを作るお手伝いをしていたら、頭の中は「これは何に使われるのだろう？自分は何を手伝っているのだろう？」と、疑問だらけですよね。
「この部品は、この時計に使用されて、この部分です。そしてこの部品は、こういう役目をするんですよ。なくてはならない部品です。」と説明をされたら、同じパーツを作る作業でも楽しくなります。嬉しくなります。
自分が作った部品に愛着が持てますし、未来において時計を使って下さる方に大事に使ってほしいと思える優しさまで生まれます。
アタマに覚えさせるために、顕在意識で何のためにコレをやるということを紙に書き出して常に潜在意識に意識させる。
カラダには顕在意識で何度も何度も行い、潜在意識に覚え込ませる。
ココロには顕在意識を使って意識して豊かさのイメージを潜在意識にどんどん送り込んで、今、行動できる喜びと、未来の自分の成しえている姿を想像して喜びを与え続ける。
意識してそれらを行い続けることで、結果に大きく差が開きます。もしあなたが親御さんだったり、お孫さんがおられる方だったり、教育者やコーチだったら、「今、行っていることを何のためにやっているのかを意識して行うと、大きな結果を得られる」と是非教えて差し上げて下さいね。
顕在意識で潜在意識を育て、育った潜在意識で顕在意識を動かしていくことがとても重要です。
顕在意識は4%。潜在意識は96%の世界。
潜在意識の大きさは圧倒的ですが、私は4%の顕在意識で96%の潜在意識を創り上げる一端を担えるのかと思うと、ワクワクします。
まるで、小さな小さな存在が、大きな大きな巨人に向かって挑んでいくようで、私はチャレンジする悦びに溢れていきます。
皆さんにもそうあって欲しいと心から願います。
私がこういう考え方を持てるようになったのも先生からの影響です。
筆者：山下純子