美術品からのエネルギーの取り込み方 | 山下純子Times.

山下純子Times.

潜在意識を使って、さらに・・・

 
毎日1冊、本を読まないことにはいられない性分の私。
 
今日は「絶望名人 カフカの人生論」を読みました。
カフカと言えば、名著「変身」で有名です。
彼ほど、後ろ向きに生きた作家もいないのではなかろうか?と思えます。
とにかく、、、暗い、、、どこまでも暗い、、、そして仕事はイヤイヤ、、
でも、文章を書くのは大好き。
大好きながら、自分の文章を全く気に入らない。
遺言で原稿を燃やしてくれと唯一の友に頼んだほど。
 
カフカの人生論を読みながら、思いました。
この本を読めているのも、カフカという人間が存在したこと、
カフカが生きた時代背景があったからこそ、
カフカの性格が恐ろしいほどに後ろ向きだったからこそ、
カフカの友人が出版のために頑張ったからこそ、
カフカが愛した女性が亡命先にまで彼からの手紙500通を持って逃げたからこそだと。
それらのエネルギーをすべて取り込むことになるのだと思えます。
 
1冊の本からですら、
本人や生きた時代や彼の友人や愛した女性やユダヤ人の迫害やドイツの在り方など、
多くの多くのエネルギーを受け取れます。
 
すべてはエネルギーだよ、と、先生も仰るのです。
美術品にしてもそうなのです。
 
肖像画などは特にです。
本人のエネルギー、時代背景、文化、時の国家間の勢力、画家の努力や技法や作風、
権力者から寵愛を受けた女性の思い、ファッション、ドレスをデザインしたデザイナーや職人の技術、
挙げたらキリがないほどに様々なエネルギーが入っています。
たった一枚の絵画の中にとてつもない情報量が入っています。
それらを感じながら美術品を鑑賞することは、すべての情報を取り込むことになるのです。
潜在意識が活性化していって当然です。
 
650年続いたハプスブルグ家が収集していた美術品が国立西洋美術館に来日しています。
「ハプスブルク展」は、私の美術鑑賞歴20年の中でもベスト3に入る特別展だと感じます。
是非、私の解説付きで美術品を観て、エネルギーを高めて人生を豊かにして下さい。
 
美術品はスピリチュアル性も高めてくれます。
人には現世の他に過去世と未来世があります。
ハプスブルク家は650年続きました。
あなたもその650年間に(11世紀~1780年)生きていた可能性はとても高いです。
そう思いながら美術品を観るのも楽しいものですよ。
私が280年間愛し続けている男性の肖像画も来日しているので、
今回のハプスブルク展は、純子さんは熱いです!
 
ハプスブルク展解説付き個人コンサル
お申込みはブログよりお願い致します。
 
 
ライフメソッドアドバイザー 山下純子