先日ふわっちで放送をした際、このお話が物議を醸しました。
「小学生前の子供にYouTubeなどの動画を見せるべきか?」
この現代の子育てにおける大きな疑問について、私なりの考えをまとめてみました。
動画視聴のメリット:驚くべき学習効果
まず感じるのは、子供たちの吸収力の高さです。
5歳の娘を見ていると、YouTubeから学んだ歌やダンス、工作のアイデアを実生活で活用している姿に驚かされます。年齢とは思えないような知識を身につけていたり、独創的な発想で物事を考えたりする様子を見ると、動画コンテンツの教育的価値を実感せずにはいられません。
現代の動画コンテンツは、従来の教育方法では得られない多様な刺激と学習機会を提供してくれているのも事実です。
一方で見えてくるデメリット
しかし、良くも悪くも何でも吸収してしまうのがこの年齢の特徴。
ご飯をおもちゃのように扱って混ぜ合わせてしまったり、動画への依存症状が見られたりと、心配になる場面も少なくありません。
子供にとって動画の中の世界と現実の境界線は曖昧で、すべてを真似しようとしてしまう危険性もあります。
現代の子供たちが直面する「情報格差」
そんな中で最近考えさせられる出来事がありました。
娘が「チーム友達」と言いながら歌っている姿を見た時、ふと思ったのです。
もしかして、動画を知らない、SNSを知らないことで生まれる疎外感があるのかもしれない。
昔はテレビの決まったチャンネルで、子供たちが共有する話題は限られていました。しかしYouTubeはアルゴリズムによって個別におすすめをピックアップするため、その子にとっての「普通」が、他の子にとっては「普通ではない」ということが起こりやすくなっています。
保育園に行くと、多くの子供たちが動画の話をしているのも現実です。
新しい時代の「デジタル格差」
これは単なる娯楽の問題ではなく、現代版の「情報格差」なのかもしれません。
知らないことによる疎外感が、子供の社会性や自己肯定感に影響を与える可能性を考えると、親として複雑な気持ちになります。
完全に遮断することが本当に子供のためになるのか、それとも適切にコントロールしながら付き合っていくべきなのか。
あなたはどう思いますか?
この問題に正解はないと思います。
各家庭の価値観や子供の個性によって、最適な選択は変わってくるでしょう。
大切なのは、メリットとデメリットを理解した上で、我が子にとって何がベストなのかを考え続けることなのかもしれません。
同じような悩みを抱えている親御さんも多いのではないでしょうか。
あなたのお子さんの動画視聴について、どのようなルールを設けていますか? また、この現代的な子育ての悩みについて、どんな考えをお持ちでしょうか?
ぜひコメントで教えてください。みんなで一緒に考えていければと思います。