こども食堂いかるが主催の第1回目の勉強会「地域で子どもを見守り、支えるための勉強会」を開催しました。
斑鳩町の協力のおかげもあり、民生委員さんや行政、学校・幼稚園・保育所の先生方、子どもに関わる活動をされている方、町外のこども食堂の関係者など、50人ほどが参加してくださいました。
講師は、大阪で長く子育て支援に携わっておられる辻由起子さんで、「知っていますか? 今どきのこども事情 地域で、家庭で、みんなで子育て」をテーマにお話してくださいました。
辻さんは、18歳でこどもを妊娠し、出産。というと、元ヤンキーを想像しますが、優等生で箱入り娘だったことでとんでもない人について行ってしまったそうです。10代の出産というと、特別な人だけに降りかかることかと思いがちですが、どこにでもいる、普通の女の子にもあり得ることなのだと実感しました。そして、DV、離婚、母子家庭、貧困を体験されたそうで、しんどい親子というのは、誰にでもおこりうる、身近なものだと思いました。
辻さんの体験にもとづいたお話が、参加してくださった方々の心に響いてくれたらいいなあと思います。
地域で子どもたちと関わっている大人たちが、やさしい目で、子どもたちの背景にあるものを見て、必要な子どもたちに手を差し伸べることができる社会ができたらと思います。
勉強会は、今年度で4回開催します。
次回の開催日は未定ですが、決まりましたらブログで告知します。
地域で子どもたちと関わっておられる方々との情報交換ができたらと思います。