今日は、提案の内容について・・・です。
箇条書きで簡単にすると、こんな感じ。。。
1. 検査態勢の整備(危険度の高い食材を優先してください)
2. 汚染地域産の食材を使用しない
3. 数量上やむを得ない場合は、検査で4Bq/kg以下のものを使用する
4. 使用食材の産地公開
5. 献立作成時の放射性物質への配慮
6. 地産地消率を上げる努力
7. 栄養士をはじめ教育機関職員の放射性物質に関する情報を持つこと
さらに詳しく書くとこんな感じ・・・です。
①給食の安全性を担保するためには、検査態勢を整備強化しつつ、現状の検査能力の限界をふまえて、摂取量の多い米・小麦・牛乳に限って厳しい検査態勢(検出下限値1Bq/kg)をとり、それ以外の食材は検査の結果、セシウム134とセシウム137の合計が4Bq/kg以内の物を使用する。
②上記①を実現するため、全ての検査施設に、高精度のゲルマニウム半導体検出器もしくはスペクトロメーターを設置する。
③この検査態勢が実現しない間は、②を保有する検査機関にて継続的な検査を続け、汚染地域産の食材は使用しない方針をとる。将来の健康被害の可能性を否定できない以上、これは風評被害ではなく、学校給食法の規定の趣旨に沿うものである。
④汚染地域産の食材と、汚染度が高い食材(きのこ・果樹・魚介類など)を優先して検査を実施する。数量関係上やむを得ず汚染が懸念される地域の食材を使用する場合は、全ての産地を公開し、汚染度の高い食材以外のものに限定する。
⑤上記③を実現するため、水耕栽培・冬場のハウス栽培など、自治体レベルで地域農業の活性化を促し、給食食材の地産地消率上昇に努める。
⑥上記④を実現するため、情報収集に努め、食品・海洋・河川・土壌の汚染状況を把握する。
⑦献立作成の際には、上記⑥で得た情報を活用し、より安全な食材の選定に努める。
⑧各家庭や教職員の判断による、完食推進の緩和など、自由選択への理解と支援を行う。
どうでしょうか・・・?
ママの目線で見た、提案です。
少しお堅い感じになりましたね・・・
これが実現すれば、全国でもトップクラスの検査体制になると思います☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
そして、何より・・・
「能代市は子どもの健康を第1にしている」
ということが示され、市民の安心と信頼感につながると思います!!
だって、なにも難しく考えなくても、
「排除できる被ばくは、排除する方針のほうが人道的」
ですよね!?
また、少し長いスパンで考えると・・・
「若年層の健康悪化による医療費増大と労働力喪失」は、「市と地域経済の負担増」
につながると思います。
そこまで考えて対策をとっているのかどうかわかりませんが、他県では自主的な対策をとっているところがありました。
私としては、横浜市 はすごいなあと、感心してしまいました!
どうやって、この体制を整えたのでしょうね???
あと、札幌市 は検査回数は少ないけれど、厳しい基準(1㎏当たり4ベクレル以下)で判断も毅然としたものでした。
(2012年7月19日に使用予定であった茨城県産さつまいもから、セシウム134・1㎏当たり4ベクレル、セシウム137・1㎏当たり5.2ベクレルが検出され、使用を差し控えました!)
もう、「ただちに・・・」も 「想定外」も なしにしませんか???
『 子どもの健康を第1にした人道的な対応を・・・ 』
ただ「子どもたちを守りたい」
ママの願いです。。。