何だかねぇ・・・心配事がありまして・・・。


実は10日ほど前、畑の帰りにバスに乗ると、

(座席が向かい合ったものなんです。)

一見して、分かる青年がおりまして・・・

話しかけてきたのです。


とにかく、娘をじーっと見つめ・・視線をそらさず、


「お母さんと、時々一緒に乗ってくるよね?

時々は、一人で○○(停留所名)からも乗るよね?

どこに行ってきたの?でもいつも○○で降りるよね。

今日は、どこへ行ってきたの?一人で乗るときは、

どうしてなの?僕、来年選挙権もらえるんだ。・・・・」


・・・・と延々と話しかけてきます。

娘は、一見してわかるその青年の質問に、

答えていて・・・娘の中では、差別しては良くないという

気持ちからだったのだけど。


家に帰ってから・・・知らない人に、詳細を言わない方が、

良い事、それが、どんな状況の人であっても・・・。

今度会ったら本を取り出して、

「今、課題の読書中なので、お話しできません」と、

言い、拒絶されたとか、そういう受け取り方をされないように

すること、さらに、席を離れた所に座る、若しくは、

運転手さんの近くに立っていなさい。


・・・・と言っていたところ・・・。



障がいに対しては、一定の理解は医療者レベルで

あるのですが、明らかに・・・学齢小5の娘を女性として

見ているのが分かり、困ったなぁ・・・・と思っていたのです。


そして、先日の火曜にも畑の帰りのバスにその青年が、

乗っていたのです。


私たち親子は、後ろの席に(一人掛け)縦に並んで

座りました。(左右に座席があり右側は、二人掛けで、

すでに、お一人で座っている人いたため。)


すると・・・その青年が、席を移動してきて、

二人掛けの席の通路をはさんだ、私の真横に座り

後方の娘の方に身体を向けて、

やはり・・・先日と同じように、娘を凝視したまま

話しはじめました・・。娘は、帽子を深くかぶり、

目線を合わせないようにしています。


私は、「ゴメンネ、娘がビックリしているから・・・。」

とだけ話しましたら・・・

数分後、元の座席に戻ってくれました。


このバスは、タウンバスなので、バス自体が小さくて、

おまけに、本数も夜間は多くなく・・・。でも

塾や畑へ行くのに、必要なもので・・・。


天気が良ければ歩く事も出来るけど・・・・。


どうもその青年が乗り合わせる時間が、

娘とダブる事があるみたいで・・・。


何だか複雑な気分です。


どんな種類の障がいで、その青年の性格を知っている

身内や関係者の人ならば、接し方を工夫できるのだけど。


ただ、青年本人も、今まで私たち親子のような対応を

されてきているのだろうし・・・ここで青年に別の心理的

要因が加われば、何らかの悲劇が起こらないとも

限らない・・・。そう考えると、親としては、青年を娘から

離し、拒絶する方法しかとれないのです。


はじめて話しかけられた時の娘の感情は、

同情に近いもので・・・二度目は、恐怖だったのです。

だから・・・一駅手前で娘がブザーを鳴らし、

降りたのですが・・・。


奇異な行動や奇声を発したり、独り言を言っている

程度なら・・・触れないでいる。見ない。バカにしない。

コレは、小さい頃から教えていたのですが、

明らかに、女性を意識して、娘と話そうとする青年は、

やはり・・・私にとっても脅威なように思えて・・・。


どちらにしても・・・今後乗らないわけにはいかないし、

正直、困ったなぁ・・・という感情です。


話しやすそうに見えるみたいで、

私も娘も近所だけではなく、地方でも道やトイレの

場所を聞かれたり・・・・。

本当は、全然違うのに・・。先日は、いきなり夜に

知らないオバサンに声をかけられ・・・目


マンションの前で倒れてる(寝ている)オッサンの様子を

怖いから一緒に来て見て下さいと、お願いされたり。

(あんたが、怖いのに・・・何故子連れの私なら怖くないの?

その発想が不思議だわよ・・・。)

でも、私の顔には、親切と書かれているらしく・・・

また・・・救急で培った意識混濁状態の対応も

慣れていたので、一緒に見に行ってあげた・・・

何とお優しいワタクシ・・・・40歳。


この程度のならいいのだけどね・・・・。


あぁ・・・塾の行き帰りなど、いつも側についていられないし、

年齢的に行動範囲も広くなるし・・・・。

心配は、尽きる事はないわねぇ・・・・。