久しぶりに我が子の話し。


私の子供が当初学校へ行かないと選択した時、

はじめに~ブログのカテゴリーに書かれているような

事や、その後公教育機関に関わる人たち、

さらには弁護士に至るまで、

みんなとは言わないまでも、

経緯について話すと決まって、「よく聞きますよね。」

だとか「よくある話ですね。」などと言う。


私が言わなきゃいいものを

そのよくある話しと言われるくらい

頻繁に聞くような事であれば、それ自体問題と

思っている子供や親の数も多いのではないか?

さらには、私の仕事が例で恐縮なのだが、

症例検討会や看護研究なども頻繁に行うし、

数が多ければ、統計やその後の調査、予後等も

含めて考え、さらには、患者の訴えも様々であるから

性別、年齢、環境、既往歴、家族歴、

さらには、この時期この訴えが多い、まれに

このような訴えを言うなど、細かく分析して、

看護の役に立てたり、事前にプランを立てて、

どの状態までもっていくかなど、何度も

その状況の評価や立て直し等も行う。


私が言いたいのは、「よくあるハナシ」だとかで、

すべて、ケースクローズしている点だ。

そして、年に何回か行う不登校やら何やらの

統計であるが、あれにしても、

統計の方法、方式等発表されない。

数字も調べる側によって随分違うし、

統計方法によって、数字も捻じ曲げられるのだ。


似非科学で騙される人が多いように、

政府の発表だからとか、数字が嘘を言わないなど

思われるかも分からないが、いかようにも

変えられる。


厚生労働省が、肝炎の被害者やHIVの被害者の

救済をすみやかに行わないのに、

文部科学省が、不登校に対応すると考えるのは

皆無だし、教育再生会議は、

校長の権限の強化を推し進めている。


今日も新聞では、戦後まれにみる好景気だそうで、

そんな実感の湧かない情報操作も

私にしてみれば、よくあるハナシにしか思えない。