昨日出かけた時のこと。

電車は、そこそこ混んでいました。私と娘は、

始発から近いので座っていたのですが、

横に10代と思われる女の子が、一生懸命メイクをしている。

(あーこの化粧品のニオイ・・・苦手です。)


どうせなので、どこまでするのか見ていたら・・・・

ファンデーションにアイライン・・・口紅・・・と・・・

一通りのメイクが完了したところ・・・何やらカバンを

ゴソゴソ・・・娘は、ビックリしながら私の方を見て

必死に笑いをこらえてる・・・見るとそれは、つけまつげ目

そして、器用にのりをつけて、まつげを所定の場所に

貼り、その後降車しました・・・・。

もの凄いものを見せて頂きました。おなかいっぱいです。


私の住んで居る所は、所謂下町なんですが、

服装もそんなに気を使うような人たちもいないので、

若いお母さん達もどちらかというと、しまむラー系ばかり、

しかも夕食時は、ここは、中国かと思うほど、

すごい数のママチャリ軍団が、

一家を乗せて(前後に子供用椅子・そして背中に赤ん坊)

走り抜けていくのに対して、一方、昨日の麻布近辺は、

スポーツカーやらベンツに、

ボルゾイやらアフガンハウンド犬を複数頭乗せて、

明治屋やら紀伊国屋の袋が助手席に・・・。

同じ買い物風景なのに、前者は、家族の風景が

容易に想像出来るのに、後者は、想像できない・・・。

というか、生活観が感じられないというか・・・・。

ただ単に、私が貧乏なだけなのだが・・・・。


私は、雑誌に紹介されるようなコザッパリした殺風景な

部屋に、真っ白の家具やらソファーを汚さないように

神経を使う生活は、御免だなー。

80年代のトレンディー(死語)ドラマのような生活に

憧れた人達がお金を持つと、こうも悪趣味になるのか

のような見本のように思えた・・・夕暮れ時。

多少乱雑でも味噌汁の匂いや魚の焼いた匂いのある

生活観あふれる部屋が私は大好きだ。


それにしても景気の良いところは、いいんだなぁと

実感した・・・・格差というよりは、別世界・・・・。

価値観が違うと、別の生き物のようにも見えた。


何故かクレヨンしんちゃんの

モーレツ大人帝国を思い出した・・・・。