昨日、子どもがふとこんなことを言いました。
「この前行ったサイクリングセンター、
面白かったからまた行きたいな!!」
と。
私は数年前に諸事情で
なかなか子どもを連れて
色々な場所に行くのが
困難でした。
今となっては、その頃を巻き返そうと
記憶に残ることをしたあげたいと
毎週末の計画を練っています。
ジェラール シャンデリは
「人が死んだ後に残るものは、
集めたものではなく、与えたものである。」
という言葉を残しています。
どんなにブランド品を持っていても
どんな高級車を持っていても
人があの世へ旅立つときは
持っていいけません。
ひすこたろうさんの
「あした死ぬかもよ?」
という本の冒頭に
アメリカで90歳以上のご老人に聞いた
アンケート結果で
「90年の人生を振り返って唯一後悔していることはなんですか?」
という問いに対して
なんと90%の人が
同じ答えだったというのです。
それは
「もっと冒険しておけばよかった」
ということ。
子どもは昨年習い事の行事で、
親元離れて3泊4日の旅に行きました。
往路はフェリー、復路は飛行機。
この経験は心の中に刻まれているようで
その思い出をよく口にします。
この世の中には
(特に日本は)
物があふれていて
なんでも手に入ります。
物を少なくしようという
断捨離という言葉もあるくらいです。
毎年の誕生日、
なにを頂いて
なにを渡したか
覚えてますか?
毎年思い出せるっていう方はなかなか
いないのではないでしょうか。
けれど
経験として得たものは
いくつになっても
思い出せますよね。
経験値があがると
人間の心が豊かになっていくと思いませんか?
そんな大きなことをしなくても
日の出を見に行った
とか
夜に、川に蛍を探しに行った
とか
些細なことからも
楽しみをみつけて
思い出が増えていくといいですね。