日米教育エキスパート岩永ルミの「子育てってオモシロイ!」

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JERC日米教育サポートセンターの岩永ルミが不定期に綴るブログ

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現地校は、地域によって時期は異なりますが、そろそろ長い夏休みがやって来ます。親にとっては毎年、夏休みをどのように過ごさせるか悩みの種となっているようです。

サマースクール、サマーキャンプ、国内旅行、日本への一時帰国等々、金銭面での計画も必要となりますが、お子さんが有意義な夏休みを過ごせるよう、家族で話し合われてはいかがでしょうか。

1、規則正しい生活と学習

  夏休みはどうしても不規則な生活になりがちです。自宅で過ごす場合は、午前中に勉強、午後から

 自由な時間として区切るとよいですね。夏休み中は英語から遠ざかる環境になりますから、サマー

 スクールやサマーキャンプに参加して、英語力後退を防ぐ必要もあります。Reading, Writing, そして

 文法の勉強は大切ですね。

  また普段、現地校の勉強や宿題に追われて、日本語での学習がなかなか進まないでしょうから、

 夏休みがチャンス!時間を掛けましょう。読書の時間を設けたり、作文や感想文を書いたり、日記を

 書くことも文章力アップにつながります。学校で使わない「漢字」を覚えるのはとても時間がかかり

 ますから、夏休み中に、これまで習った漢字を復讐しておきましょう。

2、保護者の方へアドバイス

  夏休み中に日本へ一時帰国され、日本の学校へ体験入学を希望されるご家庭が多いのですが、長期

 間、日本語で学習をさせると、これまで培った「英語力」が落ち9月からの新学期に影響を与え兼ね

 ません。特に米国滞在2年以内のお子さんは、英語力が付き始めた時期ですので、学習言語を変えな

 い方が宜しいかと思います。

  夏休みは、各家庭の教育方針が顕著に表れるのですが、家庭教育の在り方によってはお子さんの

 ステップアップが望めますので、親子でガンバリましょう!日々成長する子どもに『学習の休息』はあ

 りません。目標を設定した学習計画、旅行計画を立て、お子さんと共に有意義な夏休みを過ごしてく

 ださい。