先日、母のホームの懇親会があるというので、参加してきました
資料に基づき、ホーム長がそれを読み上げ
資料見ればわかることだし、一度参加したからもういいかな?
そんなのんきな気持ちでいましたが、
最後に
何かご質問ご意見などありますでしょうか?
と、ホーム長が発言すると、2名の方が挙手🙋
お一人は、
・御飯の量をへらせますか?
とか
・入浴の時間について
・来月の都知事選の不在者投票について
と、
事務的なご質問
そしてその後に発言されたご婦人がスゴかった
不祥事をおこした学校が、体育館で保護者説明会をして、その様子を音声だけでニュースで見たことありますが、まさしくそんな感じ
すごいですね、発言者はどんどんエスカレートしていき、まわりはシーーーーーーン
そのご婦人は、ホーム側の不祥事が、書面で掲載されていないので、揉み消されたのですか?とのお怒り
実は、ホームでは年2回ほどこのような懇親会を開催していますが、
前回のときにも、同様な発言をし、前ホーム長を泣かせたらしいのです←帰る時に偶然聞きました💦
事が起きたのは、
去年の夏。コロナが蔓延し、一時的に面会不可になりました。その時に、お母様もコロナに罹患し、ベットでおむつ生活になったそうです。
が、
その間2週間ほど、股関節の骨折に誰も気づかず放おっておかれたとのことなのです
詳細はわかりませんが、
その後、病院で手術し、退院。今は普通に歩いて生活出来ている90代の方だそうです
私の母も股関節骨折したときには、とても痛がり、すぐに対応してくださいましたが、
どうやらそのお母さまは、特に痛みを訴えることなく、コロナということもあり、安静に過ごされていて、しかも、本人も診察した医師も、いつどこで骨折されたかは不明なのだそうです。
前々から、腰が痛いと言っていたそうですが、それが股関節?だったかどうかはもちろんわからず、
動かすときに股関節に痛みがあるけれど、それも向きによっては痛くなかったそうで、もしかしたら随分前から骨に異常があったのかしら?などと素人考えですが、、、😅
そのお母さまは特に認知症でもなく、しっかりした方だそうなので、
普通に痛みがあれば、まわりに訴えることはできたと思うのですが、
とにかくそのご婦人は、
「2週間も放っておかれた」
との一点張り
その後、ホーム長が変わったので何かあったのかな?とは思っていましたが、この案件も一因だったのかな?と。
ホーム長が何か返答するとさらにヒートアップしてしまい、まわりも黙ってしまい、その方の独壇場
ということで、
もやもや何か言いたくなってしまった私、、、
参加者も15名もいない中だったので、
挙手して発言させていただきました
・うちの母も大腿骨骨折したが、本人がとても痛がったのですぐ対応してくださったこと
・面会にきても職員の皆さんがいつも丁寧に接してくださること
・母もからもいつも良くしてくださることを聞いている
・そして何より、お金を払っているものの、本来だったら娘の私が同居して24時間見なくてはいけないのに、それをお願いさせていただけるだけで、感謝しかない、ということ
もちろん、発言された方のフォローの気持ちもコメントも入れながら言わせていただきましたが、
それを機に、他の方も続々と発言され、
・ホームの方にはホントによくしてくださっているけれども、今回の件はご本人がきちんと報告していただきたいということなので、そもそも別問題。そのような事例を知れて良かったです
という方、
・個人情報とホーム長がお話された時にそんなことは関係ないと言われましたが、実際は個人情報、という観点も正しいと思います
という方、
そして、
救急車を呼ぶときの明確な基準をご質問された方、
そして、
ホーム長とそのご婦人と後ほど個別にお話を、、、
ということで、懇親会は終わりました。
終了後、私はすぐにそのご婦人のところに行き、
自分の勝手な発言を謝罪し、
そのお母さまの詳細を伺い、共感し、
そして今回発言されたことで、私も含めまわりの方にも良かったと思います、とお伝えし、
雑談をする中で、そのご婦人は、母親以外にも別のホームに入居されている叔母の面倒も見られていること、そんなこともお聞きして、色々とご自身で背負われているものの大きさを知れたこと、
そして、話していくうちに何度も笑顔が見られ、私もホッとして、「またお会いしたときにはよろしくお願いします☺️」と、お別れしてきました。
もちろん、私の行動が、いいのか悪いのか?
そして、そのご婦人は『クレーマー』なのか?ホームの不祥事なのか?
そんな視点はあえて持たずに、
私は、
まわりの方すべての幸せを常に願いたいと、
改めて思った出来事でした。
夜、主人に話したら
オレならそのバ◯アに、嫌ならすぐ出てけよと激ギレするな、、
と言ってましたホントにやりかねない、、そしたらホントに修羅場、、、
そうそう、懇親会後、
他の参加者の方たちとも話せて、
色々なご事情があるのだな、と。
今後、高齢社会になった時に、ホントにどうなるのだろう?と、うちは息子一人だしな〜、などと、色々と、考えさせられました