不登校も問題児もいない学校の初代校長である木村泰子さんの著書。
見える学力よりも見えない学力。
10年後、20年後を生きる今の子ども達。
受け身で、正解だけを求め
成績や偏差値、順位付けによって優劣をつける教育だけを受け続けたら、、
きっと困るのは子ども達。。
でも、我が家はいわゆるそういう教育を良しとする公立小学校です。(中受しないので、中学も)
3人全員を私学やフリースクール、インターに行かせられるだけの財力は我が家にはありません。
これはこれで、やはり学力(学歴?)と親の年収は比例するのか問題ですが、、
まぁ、それは今はさておき😅
私自身は学歴には全然興味がなく。
そもそも成績や評価なんて必要ないと考えているので、、
でもだからと言って、学校の勉強なんてどうでもよいというわけでもなく。
好きなことだけを勉強すればよいというわけでもなく。
この不透明なこれからの時代を生きるためには、どうすべきか?
親として、どうしたらよいのか。
というのは常に考えています。
そう。
親自身も、正解がない『これからの教育』とは?の問題を真剣に考えるトキですよね。
例えば、医者になりたかったら
見える学力は絶対的に必要。
あの大学で、この学びがしたい!
と思ったら、もちろん受験に打ち勝たなくてはいけない。
ならばやっぱり見える学力は必要なのでは?
とも思いますが
まずは大前提に『主体的』にならなければ
結局は意味がないと感じます。
なんとなく大学に行っておいた方がいいから
親に言われたから
せっかく行くなら少しでも偏差値が高い大学の方がいいから
私たちの頃は、まだそれでも良かったのですが、、
これからはどうだろう?
どう思いますか?
…
そこに『主体的』な学ぶ意思がないと
それこそ意味がないような気がします。。
でも、受験の為の勉強をして
成績や偏差値を上げて
受け身に、正解を求めるだけで
果たして主体的に学ぶ力はつくのだろうか。。。
やっぱり見えない学力の方がはるかに大切ではなかろうか。。。
そう思い手に取りました。
🍀🍀🍀🍀🍀🍀
木村さんが言う、見えない学力を育むためには4つの力
・人を大切にする力
・自分の考えを持つ力
・自分を表現する力
・チャレンジする力
を付けることが大切と言われています。
そもそも主体的に学ぶ力は、この見えない学力があるからこそ育まれる力なのだろう。
と、読んですごく感じました。
実際見えない学力が付いていたら見える学力は後から勝手に付いてくるそう。
では、どうしたら
見えない学力を付けられるのか。
この校長先生が率いる小学校だから付けられるのでは?
と思ってしまいますが
まずは家庭。
まずは、親である自分が身に付けること。
そしてそれを子どもに見せるのが大切なのだとおっしゃっています。
親が出来てなくて、子どもには育まれない。
これは見えない学力だけではなく、さまざまなことで言われることですよね。
英語然り、学ぶ力然り、読書然り。。
やっぱりまずは親の生きる姿勢なんだと思いました。
花丸学習塾の高濱先生も、結局は親の背中と言われてますね。
(お母さんが笑ってたらオールオッケー👌)
あぁ、背筋が伸びる想いですが。。😅
昔は良い教育に良い学校、そして良い会社に入り、一生安泰がひとつの成功パターンでしたが。
それですら、本当にそれが幸せなのかと言われれば、人それぞれですよね💦
正解なんて、ひとつもないですね。。
唯一正解と思われるとしたら(というかそもそも正解という言葉は好きじゃない・・)
やはり『主体的に』生きること。
ということは『主体的に』学ぶこと。
そうした上で自分の人生を自分で舵をきること。
だなぁと思います。
まだまだ親である自分も模索しながらです。