たまたま本屋さんで目について購入し、読んだ本ですが、、
すごく興味深い内容でした。
日本のメディアは、海外のことをほとんど流しません。
テレビはもちろん、大手新聞も。
日本が他国からどう思われているのか
海外で今、どのようなことが起こっているのか。
ほとんどの日本人が知らない状況で、日本は完全に世界からとり残されている。。
という内容の①でした。
書いてあったように、日本は本当に特殊な国なんだと思います。
島国なので、飛行機や船に乗らないとよその国へは行けないし
歴史的にも大陸の国に比べたら他民族と接触する機会や侵略・紛争も少なく、独自の文化や芸術、言葉や宗教が続いてきた国だからこその特殊さ。
そして、そんな風土のせいなのか
日本だけで食べていけるからなのか
そもそも大半の日本人は、海外のニュースに興味を持っていない、、と。
確かにそうかもしれません。。。
そして②はコロナのあとに書かれたので
世界のコロナ状況が詳しく書かれた上で
コロナにおいては、日本人は世界から称賛されているのにも関わらず
それすらも報道せず、重箱の隅をつつくような報道内容が中心であること。
逆に、世界、、特に欧米や北欧は教育や考え方や、、何においても素晴らしいという称賛めいたイメージが日本にはあるけれど、実はそうではないという内容が書かれていました。
①②を読んで、総じて感じたのは
日本人には足りないものもたくさんあり、、
・積極的に世界のニュースを知ろうとしない
・受け身
・自分の人生にシビアな目を持って向き合わず、危機感0
・自分の意見を主張しない
・そもそも自分の意見がない
・誤報を信じやすい
・流されやすい
・クリティカルシンキングができない
・ぬるま湯
でも、充分すぎるほど恵まれていることや、日本人だからこその良さもたくさんあるということ。
・治安がよい
・家賃や家も安い
・健康保険が充実
・社会保障も充実
・薬や銃が禁止されている
・子どもが自由に遊べる
・学費も総じて安い方←知らなかった💦
・衛生的
・基本的に真面目
・和を重んじたり他人に配慮できる文化
・奥ゆかしさ
どの国にも、それぞれの良さがあり
足りないものも当然ある。
日本人は主張出来ないし、意見を言えないし、他人の顔色ばかりうかがう。
欧米人はキチンと主張して意見を言うのがまずは当たり前。
個人主義であるからこそ、、
だけど、行きすぎた個人主義は、マスクしないのもコロナににかかるのも個人の権利である。
自粛要請もなんのその。。。
となり、、、。
うーん、、
まずはやはり日本にいるから、日本で事足りているからと言って、世界のニュースに目を向けないのは恥ずかしいことだと認識したうえで。
日本だからこその良さも大切にしながら
日本だからこその、足りてないものは補っていき未来を生きる子ども達に託したいと感じました。
子ども達の学校や教育に
ん?と思うこともたくさんあるけれど
海外のやり方が全てではないし
日本のやり方が全てでもない。
井の中のぬるま湯蛙にならないように
私自身も、もっともっと学びながら
学校では教わらない、日本人には足りない力をつけられるように試行錯誤していこうと改めて思いました。
今回本を読んで、私自身も知らないことばかりでした💦
自分もだけど、子ども達が
我が子だけでなく、日本の子ども達が
『日本人は何も知らないなー』
と言われないように、、していければ、、
とすごく思います。