ある夏の日、私は人生で初めて母親になりました。
子育ては学校で習ったこともないし、全てが初めてなので、、
とにかくこの『命』を全力で守り、育もうと心に決めました。
本を読んだり、ネットで調べたり、母親や友達に聞いたり。
全てが手探り。
そうしてすくすく育っていく愛しい我が子。
自我が出て、兄弟ができて、更に更に子育てがわからなくなり。
更に更に本や、時には講演会に足を運び、勉強もたくさんしました。
『お母さんは子どものコップに、愛情をいっぱい注いでコップを満たせばいい』
なるほど!と思い、常に子ども達のコップを満たすことを意識しました。
兄弟がいたら、兄のコップが少ない?弟がまた足りなくなってない?
どうしたらいい?
コップの大きさも違うの?
いっぱい注いでるつもりだけど、、
まだまだ足りてないと子ども達は言う。
どうしたらいいの?
どうしたら、コップを満たせるの?
そして満たし続けられるの?
私はコップを満たすことすら出来ない母親なの?
こんなに好きなのに、、
こんなに愛しているのに、、
どうしたらいいの?!
わかんない!!!
そんな時、アドラーが教えてくれました。
まずはお母さんのコップを満たすんだよ。
お母さんのコップが満たされて初めて、子ども達のコップを満たせるんだよ。
そう、まさにシャンパンタワー。
一番上が『私』
『私』が満たされて初めて、2番目3段目のコップが満たされてゆく。。。
子どものコップを満たすことが大切だと、子育ての勉強会ではたくさん聞いてきたけれど、、
お母さんのコップを満たす
なんて、初めて聞きました。
お母さんは、ついつい自分を後回しにしてしまいます。
愛しい子ども達。
大好きな旦那さん。
そして時間があれば、、私。
なんとなく、、
いつも漂う焦燥感。。
それはきっと、自分のコップがカラカラだったからかもしれません。
もし、子育てで悩んでいるならば、、
子育ての方法はいったん横に置いてから、一度自分自身のコップを満たしてみませんか?
満たし方はなんでもいいんですよ(*^-^*)✨✨
私は仮病を使って(笑)一日中寝ることから始めました。
そして、スタバでゆっくりしたり、、
ひとりスーパー銭湯したり、、
ひとり回転寿司したり、、
お笑いDVDを見たり、、
沖縄音楽を聞いたり、、、
ちょっとずつ、、
ちょっとずつ。
自分のコップに水を注いでいきました。
今は自信を持って、満タンだと言えます!!(*^-^*)✨✨✨
アドラーには、そんな『生き方のヒント』がたくさん散りばめられています。
私はやっぱりアドラーの考え方が大好きです。