旅で生きる力を育む旅育
2017年の春休みに、私は新1年生の次男くんと新2年生の長男くんを連れて、初めて親子でタイへ行ってきました。
ツアーではなく、航空券や宿の予約、現地の行動なども全て自分でする完全なフリー旅。
そして旅のスタイルはバックパッカー✨
自分の荷物は自分で持つスタイル🎶🎶
移動も地元の人に混じってバスに乗りました。
こちらはバスターミナル🎶
こんな感じで、作られた『旅行』ではなく
全てが自由な『旅』をしました。
旅中、子ども達はとても逞しくて。
自ら英語やタイ語で色んな人に話しかけたり、私を置いてどんどん宿の人と話しに行ったり。。
自分の荷物はきちんと自分持ってくれた上に、私が日焼けで肩が痛かった時に、私のバックパックまで交替で持ってくれたり。。
子ども達の意外な一面を、たくさん垣間見ることが出来ました。
旅を通してすごく成長を感じたのです。
生きる力って?
近年、子ども達の『生きる力』が弱まってきていると言われています。
それには様々な要因はあるとは思いますが
・便利すぎる
・清潔すぎる
・過保護すぎる
・構いすぎる
・忙しすぎる
・受け身すぎる
等が挙げられると、私は考えています。
日本は本当に便利だし、すごく恵まれています。
抗菌は当たり前で、親自身がすごく神経質な傾向にあるように思います。
(泥遊びをさせたことがないとか、少しでも汚いことはすぐ止めさせたり・・)
そしてちょっとでも危なそうなことは先回りして、転ばぬ先の杖を出したり・・。
そして構いすぎる、、というのは受け身すぎると共通するのですが
親が何かと子どもにベッタリになって、まるで子どもの人生を生きてるかのような近すぎる関係。
自分の思う通りに子どもを育てたい。
或いは自分が果たせなかった想いを無意識に子どもに託し、レールを敷いてしまう親。
お母さんが喜ぶし、安全安心だからとレールの上を歩く子ども。。。
そして忙しすぎることは、まさに今の時代ならではです。
今の子は赤ちゃんから習い事は当たり前。
小学生になろうものなら、習い事の掛け持ちだらけで、それこそ自由な時間は僅か。。
ボーッとしていたら怒られて、常に時間とにらめっこ。
もちろん好きで自らやりたい!と取り組んでる事に関してはすごく良いと思うのですが
親の不安解消のため(不透明な時代だからこそ)とにかく子どもに秀でた何かを身につけさせたい!というあまりに、過剰な習い事をさせてしまう。。
(もちろんそれも愛ゆえなのですが・・)
でもね。
子どもには、子どもらしくボーッとする時間や大人から見て、無意味なことをしている時間が大切なのです。
あまりに詰め込み、予定ギッシリな日々は
子どもの『生きる力』を奪ってしまうと
私は感じます。。
それこそ自発的、能動的とは反対で
受動的、指示待ちになってしまわないかと、、
私は懸念しています。
そんな日本の子ども達だからこそ
私は『海外バックパッカー旅』をしてほしいと思うのです。
日本の便利さは当たり前ではない。
日本の価値観は当たり前ではない。
日本のルールは当たり前でない。
多種多様な生き方、価値観、人や国が世界には数え切れないくらいあるんです。
そして旅を通して、自分の人生は自分のもの。
自分の頭で考えて、自分の心で感じて
自主的に能動的に生きること。
人生は楽しい!と感じて生きること。
困難にも挫けない勇気を持つこと。
それが生きる力に繋がると私は感じています。
可愛い子には旅をさせよ。
まさにその言葉通り。
旅を通して生きる力をつける『旅育』
きっと旅育にも、色んなとらえ方や、やり方があると思いますが。
私は
『海外バックパッカー』の『旅育』
をおすすめしたいです!
さぁ、バックパックを背負って旅に出よう!!