ピケティ氏の資本論が話題ですね!
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ピケティ氏は膨大なデータを集めて、
「資本主義は格差を生み出す!」と主張しています。
今までは「資本主義の発展で格差は縮小する」といわれていました。
これはその常識を覆す主張です。それを決定付ける不等式がコレ!
「 r > g 」
たったコレだけの式で表されています(ノ゚ο゚)ノ
「 r (リターン) 」とは、資本収益率、株や不動産などの資産運用からの利益率のことをいい、
「 g (グロース) 」とは、経済成長率、所得の伸び率のことをいいます。
これをグラフに表すと・・・
青い線が「 r 」資本収益率、赤い線が「 g 」経済成長率です。
このグラフから読み取れるように、過去、資産からの利益は、常に所得の伸びを上回っています!
即ち、「 r > g 」となるわけです。
更にピケティ氏はいいます。
「財産の世襲が更に大きな格差を生み出す。」
その通りですね。裕福な家庭は教育にもお金を掛けられる、親の財産(や所得)の状況により教育が平等に受ける事ができない事態が今の日本では見受けられます。
いくら働いても働いても所得は増えない、そして子供に満足な教育を受けさせてあげることができない。
これは多くの方のライフプランを作っている私には痛いほど分かります。
更にピケティ氏は続けます。
「日本は若年層を優遇する税制に変更すべきだ!」
資産が少なく労働所得しかない若者を優遇することで、人口増加にも繋がるという意見もあります。
私は更に、子供が2人以上いる世帯への税制優遇や社会福祉優遇も必要だと考えます。
極端な話、将来の日本の経済発展に寄与する子供がたくさんいる家庭は、税金も医療もタダ!更に教育もタダ!
こんな政策があってもいいですね(^∇^)
私は、ピケティ氏のような分厚い本は書けないので、
FPという仕事を通じて、クライアントの収入を増やす方法、支出を減らす方法、そして資産を殖やす方法を、一緒に考えていき、一人でも多くの方を幸せにしようと思います(^O^)/



