「捨身飼虎図(しゃしんしこず)」
お釈迦様の前世、サッタ王子の有名なお話。
ある日、サッタ王子は7匹の子を連れた飢えたトラに出くわします。
サッタ王子は、がけの上にいるからトラに襲われる心配はありません。
しかし王子は飢えたトラが気になります。
そして見過ごすことができず、自らの身を投じてトラの餌となり、親子を救いました。
「捨身飼虎図」はその一連の模様を描いたもので、仏教の尊い教え極端に伝えてくれます。
ここまで極端なことをするのは難しいでしょうが、人として社会の中で生きていくうえで、この教えを忘れず、【慈悲】や【他利】について改めて考える必要があるではないかと思います。
ライフプランを作るときも、自分の利になることばかり考えず、何か人のためにお役に立つような行動計画も考えておきたいものです。
皆さんは、何かありますか?


