<案内>
講演会「子どもたちを放射能から守るために」
~チェルノブイリから30年、フクシマから5年~

と き 10月22日(土)14時(開場13時30分)
ところ ノルテながの
(長野市吉田公民館)2階 多目的ホール(
    長野市吉田3-22-41)
       ※できるだけ公共交通機関のご利用を。
      しなの鉄道・北長野駅徒歩2分。長野電鉄・信濃吉田駅徒歩1分
講 師 菅谷 昭 氏 (松本市長/医師)
      すげのや・あきら 1943 年千曲市生まれ。信州大学医学部卒業後、
      甲状腺疾患の専門医として活躍。1996 年に信州大学を辞め、チェ
      ルノブイリ原発事故の医療支援のためべラルーシ共和国に渡る。
      首都ミンスクの国立甲状腺がんセンター、高度汚染地域のゴメリ
      州立がんセンター等で、小児甲状腺がんの外科治療を中心に、5
   年半の医療支援活動を行う。2004年松本市長に就任。著書に『チ
   ェルノブイリ診療記』、『チェルノブイリいのちの記録』(いず
   れも晶文社)、『ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間』
   (ポプラ社)など。
参加費 500円

私にとって「チェルノブイリ」は、奉仕の精神や慈善活動ではありませ
ん。もうひとつの人生を探す旅なのです。
われわれは同じ地球に生を受け、自分の意志とは関係なく、ただ異なっ
た国という環境のなかでそれぞれに生活しているだけではないか。広大
無辺の宇宙から見れば、地球も数ある惑星のなかのひとつにすぎない。
そう、われわれは地球人なんだ。少しずつでもよい。今こそ、国と国の
境を越えた援助の輪を広げてゆく必要があるのではないだろうか。それ
ぞれが自分のできる範囲で、何らかの行動を起こしてもよいのではない
か。柄になく、そんな思いが私の頭をかけめぐっていた。
わずか2週間。束の間のベラルーシ訪問は、私のこれまでの生き方に、
新たな強烈なインパクトを与えてくれた。そして、ここから私の生きが
い探しの旅は始まったのである。
(「チェルノブイリ診療記」菅谷昭著:晶文社刊より)

主催:講演会「子どもたちを放射能から守るために」実行委員会
後援:長野市、長野市教育委員会
[実行委員会問合せ先] 090-7251-1912(本道)
            026-234-2116(県原水禁)