2015年 第3回ふくしまの子どもたち
信州まつしろサマーキャンプ報告(中)
信州まつしろサマーキャンプ報告(中)
7月29日(水)晴れ夜中雨
連日の暑さの中、今日は涼しい飯綱高原でディキャンプです。
午前10時にバスが到着、現地のボランティアを含め総勢64人(小学
生以下24人、中高生5人、大人35人)の大所帯になりました。さっ
そくフィールドアスレチックに行きたい子が続出。お母さんや高校
生のボランティアと一緒に、カラマツ林の中の一周34もの遊具があ
るコースに挑みました。昼のカレーライスづくりにも数人が挑戦、
初めて包丁を握ったとはいえ、なかなか堂に入ったものでした。
午前10時にバスが到着、現地のボランティアを含め総勢64人(小学
生以下24人、中高生5人、大人35人)の大所帯になりました。さっ
そくフィールドアスレチックに行きたい子が続出。お母さんや高校
生のボランティアと一緒に、カラマツ林の中の一周34もの遊具があ
るコースに挑みました。昼のカレーライスづくりにも数人が挑戦、
初めて包丁を握ったとはいえ、なかなか堂に入ったものでした。


お昼はカレーライスとキュウリ、トマト、モロッコインゲンのサ
ラダ、大きなブルーシートの上に三々五々、ボランティアやスタッ
フも交え、歓談しながらおいしくいただきました。
午後一番は、人形劇団「がらくた座」の公演です。本物の大きさ
の赤ちゃん、手袋のあお君ときいろ君などにみんな釘づけになった
ひとときでした。
ラダ、大きなブルーシートの上に三々五々、ボランティアやスタッ
フも交え、歓談しながらおいしくいただきました。
午後一番は、人形劇団「がらくた座」の公演です。本物の大きさ
の赤ちゃん、手袋のあお君ときいろ君などにみんな釘づけになった
ひとときでした。



その後は思い思いに過ごし、おやつのスイカを食べてから午後4
時半、今日の宿、戸隠中社近くの横倉旅館に出発しました。
横倉旅館は茅葺の宿で、松代の宿舎とはまた違った雰囲気で、お
互いの部屋に行ったり来たり、布団の山で遊んだり、大分テンショ
ンが上がりました。夕御飯の後には、読み聞かせグループ「ほんと
ぴあ」が来てくれて、戸隠の民話を方言で演じたり、絵本の読み聞
かせをしてくれて、戸隠の涼しい一夜が過ぎていきました。
時半、今日の宿、戸隠中社近くの横倉旅館に出発しました。
横倉旅館は茅葺の宿で、松代の宿舎とはまた違った雰囲気で、お
互いの部屋に行ったり来たり、布団の山で遊んだり、大分テンショ
ンが上がりました。夕御飯の後には、読み聞かせグループ「ほんと
ぴあ」が来てくれて、戸隠の民話を方言で演じたり、絵本の読み聞
かせをしてくれて、戸隠の涼しい一夜が過ぎていきました。
〔夜の交流会〕
戸隠の横倉旅館において夕食後、昨年と同様にスタッフとお母さ
んたちとの交流会を計画していました。しかしその前の民話のお話
会があり、時間が遅くなったため子どもたちの面倒を見なくてはな
らないお母さんたちがいて、自由参加としました。それでも5人の
方たちがスタッフの説明を聞くことから始まりました。
んたちとの交流会を計画していました。しかしその前の民話のお話
会があり、時間が遅くなったため子どもたちの面倒を見なくてはな
らないお母さんたちがいて、自由参加としました。それでも5人の
方たちがスタッフの説明を聞くことから始まりました。
その後、DVD『28年目のチェルノブイリの子どもたち』の続編
部分を皆で視聴しました。内容はウクライナの保養の様子を紹介し
たものでしたが、どのような保養が必要かわかりやすく描かれてい
て、お母さんたちは皆熱心に見ていました。DVDを視聴した後、
スタッフが保養について詳しく説明をし、また、お母さんたちから
悩みなどが話されました。
今年は原発事故後4年目ですが、このような保養キャンプに初め
て参加したという家族が何組かいたり、栃木県からの参加者もいま
したが、やはりそれぞれ地域では孤立していて、情報もあまりない
という話でした。原発事故直後はインターネットなどから多くの情
報が流れましたが、だんだんどれを信頼していいかわからなくなり、
結局限られた情報しか入手できないという現状のようでした。政府
はもちろんですが、行政からの情報も一方的なものだけで、かえっ
て不信感・不安感が募ってきていたようです。それだけに何とか保
養にだけは参加したいということで、今年ようやく参加できたとい
う家族がいました。交流会としては参加者、時間、ともに中途半端
なものとなり、少し残念なものとなりました。

7月30日(木) 晴れ
ほどよく薄い雲が広がり、さわやかな戸隠高原でした。前夜希望
を取り、半数近い親子が奥社まで往復2時間歩き、小さな子どもた
ちを中心にした残りは戸隠牧場で遊びました。
を取り、半数近い親子が奥社まで往復2時間歩き、小さな子どもた
ちを中心にした残りは戸隠牧場で遊びました。

(戸隠牧場グループ)
戸隠牧場は戸隠高原のキャンプ場の先にあり、広々としたところ
です。そこで牧場組の小さい子たちは馬に牧草をあげたり、小動物
と触れ合ったり、餌をあげたり、バッタを捕まえたりとゆったり過
ごしました。
です。そこで牧場組の小さい子たちは馬に牧草をあげたり、小動物
と触れ合ったり、餌をあげたり、バッタを捕まえたりとゆったり過
ごしました。
お昼には川の近くに設置したシートに集合して、地元の皆さんに
用意していただいたおにぎりと味噌汁、キュウリとミソマヨなどを
食べた後は、みんなが楽しみにしていた川遊びをしました。冷たく
てきれいな流れで、水深が10センチほどで小さな子どもたちが遊ぶ
のにちょうどよい川です。少し上流まで歩いたり、川岸の笹を集め
たり、石を拾ったりしました。最初は恐る恐るだった小さな子たち
も次第に積極的に水に入り、結局服をビショビショにしてしまう子
もいました。福島では怖くて川には入れないと、お母さんたちもし
みじみ喜んでくれました。
用意していただいたおにぎりと味噌汁、キュウリとミソマヨなどを
食べた後は、みんなが楽しみにしていた川遊びをしました。冷たく
てきれいな流れで、水深が10センチほどで小さな子どもたちが遊ぶ
のにちょうどよい川です。少し上流まで歩いたり、川岸の笹を集め
たり、石を拾ったりしました。最初は恐る恐るだった小さな子たち
も次第に積極的に水に入り、結局服をビショビショにしてしまう子
もいました。福島では怖くて川には入れないと、お母さんたちもし
みじみ喜んでくれました。

(戸隠神社奥社グループ)
比較的涼しい中、6家族15名が奥社入り口の鳥居を出発したのは
10時半過ぎ。随神門まで快調に歩く。途中オニヤンマが小川で卵を
産んでいるのを発見して、子どもたちが歓声をあげていました。鬱
蒼とした林の中を歩いていると心が癒されます。奥社参道の杉並木
で、一時誰も人がいなくて、圧倒される杉の大木の中でおごそかな
雰囲気に包まれました。先に行った子どもたちに迎えられ随神門で
休憩をとりました。
10時半過ぎ。随神門まで快調に歩く。途中オニヤンマが小川で卵を
産んでいるのを発見して、子どもたちが歓声をあげていました。鬱
蒼とした林の中を歩いていると心が癒されます。奥社参道の杉並木
で、一時誰も人がいなくて、圧倒される杉の大木の中でおごそかな
雰囲気に包まれました。先に行った子どもたちに迎えられ随神門で
休憩をとりました。
最後の登りは大変だったけど行って良かったと、参加者は皆とて
も満足いていました。疲れた時、蕎麦饅頭とミニカップゼリーがう
れしかったそうです。
随神門を過ぎると高い杉の林が続く。清涼な、そして神秘的な空
気が流れている。「ポスターにあったところですね」とお母さんた
ち。「すごいー。来てよかった!」と歓声をあげました。遥か先に
子どもたちが歩いているだけで、あたかも私たちだけが参道を独り
占めているようであった。“なぜ私たちだけが…”と不思議さを感
じました。やはり神はいらっしゃるのか?
帰りは疲れた足取りが、下りに後押しをされてピッチが早くなる。
入り口の鳥居で子どもたちが待っていて、最後に大人たちが到着し、
駐車場へ。丁度迎えのバスが到着し、無事乗り込むました。「行き
の杉並木は素晴らしかった。最後の階段はきつかったけれど、その
くらいでないと戸隠神社の有り難味がわかないかも。来て良かった
!!」と、親たちも子どもたちも同じ思いであったでしょう。
入り口の鳥居で子どもたちが待っていて、最後に大人たちが到着し、
駐車場へ。丁度迎えのバスが到着し、無事乗り込むました。「行き
の杉並木は素晴らしかった。最後の階段はきつかったけれど、その
くらいでないと戸隠神社の有り難味がわかないかも。来て良かった
!!」と、親たちも子どもたちも同じ思いであったでしょう。
