アンニョン ラビです。
今日は実はラビさん韓国で初めてお葬式に行ってきました…
彼氏のお母様方のおばあちゃんがお亡くなりになったそうなんです。
昨日の夜にお知らせを聞きました。
なので今日はバイト帰りに彼氏と合流して一緒にお葬式に行ってきました。
韓国に住んだことがある方はご存知だと思いますが、韓国では大きな病院だとお葬式場も併設されています。
日本の感覚から言ったら、病院にお葬式場があるなんて、病院イコール死をイメージするのであまりよくは思われないかもしれないですが、あるいみ効率的なシステムではあると思います。
なので韓国では亡くなった方を家に一度連れて帰ってお通夜はしません。
そのまま病院内で移動して葬式をします。
だいたい3日間ぶっ続けでお葬式を行います。
今日行った所はカンナムの方にあるサムソン病院です。
お葬式場がものすごく広くて、一度に20家族くらい別々に開けるようになっていました。
建物に入ると地下に降りて行く構造でした。
私のイメージするお葬式場とは少し違った感じでした。
この先は親族・友人・関係者が入って行きます。
おばあさんが眠っている場所と、食事をする場所がありました。
長い間入院生活をされてて、ボケも入っていたみたいなので、周りの家族は悲しむというより、むしろお疲れ様といった和やかな雰囲気でした。
韓国のお葬式に行く時の服装は黒っぽい服装であればそこまで厳しくない印象でした。
なぜなら、会社からも人が来てくれることがあるからなんです。
会社の誰かのご家族がなくなった際に、会社で連絡がまわるので、お葬式に行けそうな人は仕事帰りに行ったりもできます。今日もわざわざインチョンから彼氏の会社の方が、片道2時間以上かけて2人来て下さっていました。
お香典はだいたい3万ウォンくらいだそうです。(結婚式と変わらないですね。)
結婚式と同じように封筒はお金を出す場所に用意されているので、何の準備なしに行くことができます。
今日はお葬式2日目だったのですが、かなり多くの方がいらしていました。
というのは、彼氏のお母様、7人兄弟なんです。
それぞれ子供がいて、結婚もして、家族がいて、会社関係の人をつれてくるので…
すごい数です。
彼氏は母方のいとこだけでも20人くらいいるって言ってました。(私なんか全部合わせて4人なのに・・・)
プラスしてお父様方の親族の方も何人かいらっしゃるので、もう誰が誰だか分からないです。
私は日本人と言うことで、やはり少し親族の間で話題になるみたいで…
『あなたがラビさん?お話きいてました。』
『ラビさんですか??日本からいらしたんですよね?』
『ラビさん、お会いできて嬉しいです…』
と、会う人、会う人に名前を呼ばれて、一人一人紹介されても頭の中には何も情報が残らず…
覚えられそうにないです^^;
お香典を出したあとに、おばあさまの写真の飾られている小さな部屋に通されて10秒くらい黙とうしたら、すぐにお食事の部屋に通されました。
そこは宴会場みたいな雰囲気です。
席に座るとあれよあれとと言う間にテーブルの上に料理が並べられて食事をしておしゃべりして家に帰るという流れです。
これを3日間続けるらしく、真夜中でも、朝でも、昼真でも人が来ればその都度食事を出すそうです。
日本とは大分システムが違いますね…
雰囲気も全く違いました。どちらかというと、法事の時のような雰囲気です。
彼氏の会社の方は先に家に帰り、私は彼氏の親族と一緒にいろいろおしゃべりをして帰りました。中国に派遣されている彼氏のお兄ちゃんも急きょ帰国されていました。
明日の朝に出棺するそうで、お父様、お母様、親戚の方で時間の許す方はずっと病院に泊まり込みです。
みなさん悲しんだり、落ち込んだりしていなかったので、それが何よりでした・・・
ご冥福をお祈りします。