韓国のおススメ絵本 | 韓国50% 別にもう韓国に居なくても良い事に気づいちゃったブログ

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長年の韓国生活を経て、韓国の色々な面を知りふと。。あれ?韓国に居るのは何故?もうそろそろ卒業してもいいかな?と思った日本人二人の赤裸々ブログ。

アンニョン~ 


総合試験が終わって、ただいま幸福度の高いラビです。

週末も久々にゆっくりと過ごせました。

お疲れメッセージをくださった皆さん^^ありがとうございます。



今日は朝からスカイプで心理・こころの授業を受けていよいよ学校以外の勉強も本格的に始めています。


まだ、発表1回と論文も残っていますが、学生のうちにやれることをどんどんやりたいと思います^^


さて、今日は韓国のおススメ絵本を紹介したいと思います。


韓国語を勉強し始めて、韓国語の本にトライしてみたいけど、まだ小説はちょっと…とか、特に韓国で子育てをしていて、子供に本を読んであげたい…といった時に参考にして下さい^^





まずは…これ



ソウル100% ワンランク上の韓国留学



이태중/イ・テジュン先生の엄마 마중(ママのお迎え)です。日本語タイトルは私が勝手に付けたので気にしないでくださいね。

韓国の創作絵本の歴史は1923年にさかのぼります。この絵本はまだ絵本の歴史初期のもの(1938年)です。


ストーリーは子供がママのお迎えに行くという短いものなのですが、この絵本、絵がなんともいえない哀愁ただようものなんです。


絵は、김동성/キム・ドンソンという韓国画を専攻した方がかいているのですが、韓国風の素敵な絵を見ながら読むことができる本です。


お話の中では子供は結局ママに会えないまま終わります。(その後会えたかどうだかはっきりしないまま終わっています。)

けどそれでは何だか可哀そうということで、絵を描いたドンソン先生は絵本の後ろにお母さんと子供が2人並んで家に帰る挿絵をこっそり入れているといった工夫もされています。ww

おちゃめですね。


韓国風の絵も楽しめる絵本です。



次は…
ソウル100% ワンランク上の韓国留学

권정생/クォン・ジョンセン先生の 강아지 똥(子犬のうんち)です。

なんとこの本は日本語にも訳されています!!


主人公はなんと子犬のうんちww

ストーリーはちょっと象徴的です。

韓国という民族の単位で(日本の支配によって)受難をうけてきた子供たちを子犬のうんちに例えて象徴的に描いているそうです。^^;


日本語訳を合わせて読めば韓国語の勉強にもなりますね。



最後にもう一つは…



ソウル100% ワンランク上の韓国留学

황선미/ファン・ソンミ先生の마당을 나온 암탉(直訳で、庭を出てきためんどり)です。


この絵本は、韓国の絵本の歴史上、韓国の児童文学の方向性が変わった本です。

今までは、なんというか、ウリ民族、ウリ歴史、ウリ苦労…といったちょっと支配される立場にあって苦労した民族、国といった全体を意識するものが多かったらしいのですが、この絵本は<私>という個人に目が向けられたきっかけのものです。


韓国の児童文学の流れが変わったきっかけは、ハリーポッターの児童文学ブームや韓国の大学入試制度の変更にともない、幼い時から良い文学を与えようとする傾向、そしてIMF危機による不安から、未来を子供に託すといったこ子どもへの投資…

そういったものが関連しています。


絵本ってある意味社会のイデオロギー的なものが関係しているみたいですね。


この本はなんと映画化もされたそうです。



ソウル100% ワンランク上の韓国留学

内容はめんどりの脱走劇らしいです。(これはまだ読んだことがなくて^^;)




韓国の絵本に興味のある方、ぜひぜひ参考にしてみて下さいね^^


では学校に行ってきます~



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