児玉あゆみオフィシャルブログ -77ページ目

近況、詩集、下北。

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『PICT0001』



こんばんわー。

眠い。

眠いっす。

ハタチこえてからこの時間は体にくる。。

しかし、日記はアップしたぃ!!

とゆーことで、、

こちらのわんころは、

本日ぽかぽか陽気のなかを歩いていたら

遭遇しました。

アゴのっけるのがしゅきみたいね(・ω・)/

かわゆー。




さてさて、

さきほどアップ致しましたが、

なぜに下北??ということですが、

私、下北大好きっす。

死ぬほど愛してます。

あの街が大好きです。

そして詩のくくりにもかいたように

ねぇ~ここで猫かいたいのぉ~ドキドキ

とかねだってみたい乙女心があります。

昔は住んでたんですまじで。

18?かな。

すっごい落ち込んでたしやんでたし

真剣に病んでもいたんだけど、

今思うと、あのときが一番つらかったからこそ

色んな思い出が深く残っています。

思い出だけではなくて

街の香りや色、飛び交う言葉や感情のひとつひとつまで

覚えているところはすごく覚えているのです。

ない記憶はほんとにないのにフシギ。

今までの人生のなかであの時期がいちばんつらかった。

お金もないし希望も夢もつぶれてしまって

なにより、体力と生きる気力がなかった。

けど、色んな人に支えられてることを知って、

ひとりではないことを初めて気付いて、

孤独だった分、人の温かさを

直に感じた時間でした。

私によくしてくれたひとたちは、

本当に私の心に火をともすように

色々と温めてくれた。

そんな思いでも鮮明に残っています。





いまでもよく下北に行くのですが、

そのたびに色々思い出し、

思い出しては今の幸せをかみしめたり、

昔の感謝を思い出したりします。

つらかった、けどいい時間だった(´□`。)

あのときがあるから、

本当にいまがある。

あのステップをふんだから、

いまここまでがんばれる。




そんな感じですが、

こないだもリブロさんにうかがった帰り道に

やっぱしどうしても下北に下りたくなって、

おりて何をするわけでもなく

ぷら~と色んなことを思い返していたのです。

あ、あと、たこ焼きタベタ。

詩のなかにもでてきます、たこ焼き。

踏み切りの近くにあるところです。

あそこは毎日買い込んで食べてました。

私は大阪出身でたこ焼きには少々うるさいですが笑

あそこのたこ焼きはどうしてもたべたくなるんですなぁ。

あと、下北時代がなつかしくて、、ネ。

なんていうか、

あついのをふーふーしながら食べると、

色んなことを思い出して

心がしゃきっとするっていうか

逆に元気になるっていうか、

あのどん底時代を思うと、

今がなまけていないかどうかとか思って

背筋がしゃっきりするのですひらめき電球

で、先日ひとりで夜の下北をぷら~としたときは

たこ焼きをつまみつつ、

インスピレーションがわいて

詩をおもうままにかきました。




私ってこういうかんじの

プラスに向かうような、

軽めでかわいくてきゅん、みたいなわかりよくて

かつ自分も無理してなくて自分のかきたいもの、、

みたいなかんじの詩を

そろそろかいてもいいんでないかなぁ、と思って、

だいぶ新しい表現方法や連のつながり、

キャッチーさに

挑戦してみたんですが

どうでしょう。

私は今何度も読み返してて

すごく好きですドキドキ

下北のときの気持ちがよく言葉におりきっている。

かつ、いまの希望もちゃんと入ってくれた。

で、なんか全体的にかわいい。。

こんな褒めちぎってる私を

誰かたたいてくれてもえぇんやで~笑




まだまだ推敲しそうですけど

読んでみても目で追ってみても、私はこれが好きです。





で、で、

なんか下北とかのことあげだしたらきりがなくて

眠れなくなってしまうから、

ちょっと今日は熟すことに致しまして、、、

そうそう、

さすが下北!と思ったのが、

街中にたくさん貼られているカピバラさん。


さすが下北、最先端(違。

私の好きなものをキャッチしてくれています。

カピバラさんほんっと好きで、

いまファミマでまた、

カピバラさんのスピードくじが始まってますけど、

どれもよだれがでるほど欲しいです。。。

詩で稼げるようになったら

絶対スポンサーにカピバラさんついてもらうんだ!






そんなこんなで、

あ、大事なの載せるの忘れてた!!

詩集絶賛発売中で、

詩集の写真はコチラ。





超高音質マイクでナレーター専用のスタジオを押さえていただき、

専門の方にとっていただきました、

ポエトリーリーディングCDつきです。

、、お値段的にはかなりがんばらせてもらってます。

それでも、これ以上高いものにしたときに

やっぱり買うのやめたー、って思う方がひとりでもいらっしゃったら

せっかくのご縁が本当にもったいないなぁと思い、

ひとりでも多くの方とこの詩集、児玉あゆみ、との出逢いがあるようにと

その一心で価格も決めさせていただきました。

ジャス1000円です。

ちょうど下北にいたとき、19さいの

つらかった心情や10代だからこそ鮮やかにみえた景色が

言葉や絵という形で

いっぱい詰め込んであります。

リブロ池袋本店さんは

22時まで営業しています。

会社帰りの方にも優しいお店です。

帰りの電車でこの本を開きなにか一言でも、

ひとつの絵でもなんでもいいので、

なにかひとつ

心にひっかかってくれる方が

ひとりでも多くなることを毎日祈っています。

『下北沢』



紙と服とお風呂の泡のにおい

眠りはじめる街にしずむ街灯とコトバ

あなたの思いでと歩けば

なにも悲しいことなんてないから

紙と、服とお風呂の泡のにおい




コーヒーをすすめる女の子で

とてもにぎわうそこの角も

こんなに泡がふくらむんですと

実演している次の角も

灯りだけがともって

キオクだけが覚えてる

そこの角でコーヒーの香りをのんで

足早に次の角へ

ホイップクリームのようにやわらかくなりたいのと

願いをかけて泡をさわって

開かずの踏み切りで

何本も急行を見送って

ここはこっちのせかい

あそこはあっちのせかいって

小さくジュモンをとなえたら

一気に境界線を通り抜ける

あなたまであと300センチメートル




温かな手はごつごつしていて固かった

けれどやわらかなまるみがあって

わたしはその固さも愛していた

その手をにぎっては

なんどもなんどもなんども

空をみあげて

手のあたたかみと

心の温度が

重なり合うまで

両目をとじた





目をとじれば

思い出すキオクは雨の香りと

街はパラソル

ポロリポロリと心ではじけ

鳴り響くピアノと重なり合う傘

重ならないわたしたち

行き交う傘と傘を見下ろして

交わる想いのなまえを探して

色 花 言葉 涙 雨 猫 空 モノクローム あなた 歌 あなた




たくさんの想い思いでを抱えて

わたしはもう一度この街をあゆむ

路地と路地のあいだから

走り去る列車は赤い目をしてて

助けて、とか

忘れさせて、とか

守りたいものがあるの、とか

色んな思い 色 コトバ たくさんの物語をのせて

紙と服とお風呂の泡のにおいは

どの小道へはいっても

とぎれることなく果てなく続いて

ここでわたしは たこ焼きを毎日食べたの

ここでわたしは クレープを買っていたの

そのあとはもうおもいだせない

とあなたに話をした

もっと

はなしをきいて下さい 高く手を伸ばせるようになるまで

もっとだきしめてあたまをなでて下さい 海から空へ手が届くまで




この街はどこから空をみあげても

パノラマの絵みたいで

わたしはこの空を描きたいんだと

そう何度もつよく思った

ゆっくりと時がすぎてゆくから

ゆっくり生きることを覚えたんだ

何度思いかえしても

悲しい思い出はかなしいままだけれど

あなたと一緒に生きてゆきたいから

ねぇ わたし、

この街で猫がかいたいの。











池袋リブロさん偵察。

本日リブロ池袋本店に偵察に行ってまいりました。

場所がどこかわからないとのお問い合わせを多数頂いたので、

写真でまとめてアップしようと試みているのですが、

若干時間がかかりそうなので、

本日は文面にてご説明させていただきますm(_ _ )m



《JR降りて南口改札からいく場合》

○降りて左方向に直進します。

 (西武池袋線の案内がある方向にひたすら真っ直ぐ)


○西武百貨店の看板『SEIBU』の青い文字が見える方向へ真っ直ぐ真っ直ぐ。


○目の前に西武百貨店の入り口が見えてくるので入ります。


○『LENOTRE』というパン・ケーキ屋さんが入ってすぐのところにあるので

そのお店を直進します。


○左手にエレベーターなんかが出てきます。


○そのまま真っ直ぐ真っ直ぐ。


○左手に総菜屋さんやタイヤキやさん(『味咲き』さん)が出てくるので

タイヤキ屋さんを横切って真っ直ぐ真っ直ぐ。


○真上の看板に『イルムス館』という表記があるので、そこを目指してください!


○先にイルムスA館が出てきますが・・・そこではありません・°・(ノД`)・°・


○もうちょいまっすぐ突っ切ったところ、

絵本ブロックの右側、

児玉あゆみ詩集を置いてあるのは『リブロ・イルムスB館 文芸/文庫/新書』

のコーナーです!



以上がJR改札南口!からのご案内でした。

こちらはパン屋さんの入り口から入る行き方です。

続きまして、




《JR降りて中央1改札から行く場合》

○中央1改札出ると大きく柱に『←西口・東口→』の表記があります。


東口方面へ行ってください。『東口・西武池袋線・サンシャインシティ』とあるほうです。

(とにかく西武池袋線を目指せばよいのですね(^O^))


○『みどりの窓口』や『丸の内線』の看板なんかが見えてきます。

それを通り越してひたすら直進直進!


○『SEIBU』という看板とともに入り口が見えてきます。


○そこを入るとずーっと軒並み総菜屋さんです。

よそ見しながら真っ直ぐ真っ直ぐ進んでください。


○途中いったん外に出る扉が出てくるのですが、

気にせずそのまま真っ直ぐ真っ直ぐ。。


○いったん外に出られる扉を出て、正面の入り口をまたくぐると、

上に『イルムス館』の表記がでてきます。そこを目指してください!


○真っ直ぐいくと総菜屋さんの並び右側に崎陽軒がみえてきます。


○そのまま真っ直ぐいくと同じく、タイヤキやさんがでてくるので、

タイヤキやさん横切って真っ直ぐ。


○イルムスA館よりさらに奥のブロック『イルムスB館』へどうぞ!



以上がJR中央1改札からのご案内でした。

そしてここからは共通です。

イルムスB館入りましたら、

これまた真っ直ぐいっていただいて真正面に

『詩・詩集』のコーナーがあります!

そこに平積みにしてあります!!

わからなかったら店員さんに

『イルムスB館どこですか?』

さらに

『詩集のコーナーどこですか?』

このふたつの質問をしてみてください。

たどり着けるはずです(・∀・)

一応、『児玉あゆみの詩集どこですか?』のお問い合わせにも

答えていただけるようお願いはしてきましたが、

店員さんによってきっとまちまちだと思うので、

上二つの質問でたどり着くほうが確実です。




とにかく素直に真っ直ぐ、真っ直ぐ行くと

たどり着けます!

フシギな夢。

不思議な夢を見て、


ゆっくりと目覚めました。


神社?とかお寺?のような


神聖な場所に木があって


そこには神さまが住んでいるといわれて


みんなそこに赴いて祈ったりしていて、


そこは神社のように鳥居あがるわけでも


しっかりとした建物があるわけでもなくて、


深い森のなかで


神が宿っているという立派な木だけがあるのです。


途中から靴をぬいで森にあがるのですが、


木に近づくにつれ、


聖水のような冷たく澄んだ水が


足元にひたひたと流れてきます。


それが足につくととてもすがすがしくて


気持ちいい気分になって、


私がお祈りする順番になって、


木の正面に立ちました。


すると・・・・


すごーーーく不思議な気持ちになって、


なんていうか、


木に宿る神に見下ろされているような


全てをみられているような、


ほんとに背筋がのびるような思いになって、


この木には本当に神が宿っているのだと確信しました。


木の近くまではいけないようになっていて、


なんというか・・・・そう、もののけ姫!!


おっことぬし様が森の遠くから出てくるシーンにそっくりなかんじ。


遠くに木があって、その後ろでは金色の光が暗いなかから差していて、


静かで音の無い世界で。。


そして私は手をあわせながら


ふたつお祈りをしました。


私の家族と私の恋人と私の恋人のご家族が、


いつも幸せで健康でありますように。


と、


詩集がたくさんの人の手に届いて


私の言葉がたくさんの人の心に届きますように。


そう心の中で祈ると、


なんだか叶ったような、叶うような、


そんな確信に溢れた気持ちになって、


ありがとうの思いでいっぱいになって、


その森をあとにしました。








そんな夢でした。


あまりに不思議で感動したので


かいてみました。


しかも目覚めて驚いたのが、


すっごくぱわぁに満ちているのです、心や体が。


納品でバタバタしてて、


ろくに睡眠をとらない生活を2週間くらい続けてたら


終わった今、疲れがどっときて、


ずーっと疲れてる状態が続いてたのが


今日目覚めて一変。


ぱわぁが体に満ちてる。


心にも満ちてる。


なんでもできるかもしれない。


そんな気持ちでいっぱいなのです。


私はよく夢から少し先の未来を教えてもらったり


このようにぱわぁをもらったりするので、


今日もそんな日だったのかもしれません。


夢、といえども、私はきっとほんとに


神の宿る木に会ったんじゃないかと思いました。


なんだかなんともいえぬ、不思議な力を感じています。










なので、朝食はしっかりと自炊して、


もりもり食べました。


肉じゃが、にしんの塩焼き、納豆、キノコの酢橘がけボイル焼き、


白いご飯、梨。


秋の味覚満載です。


こうして自炊するのも久々。


エネルギーにみちているからこそできることです。


ほんとは毎日自炊したいけど・・・


秋のご飯って、


木の実とかお魚とか果実とか、


そんな自然の恵みを余すところなく頂くかんじが


たまらなく好きです。








げんきいっぱいなので、


今日も残りの時間をがんばります(・∀・)


『同じ空』

脱ぎ捨てた服には

雨上がりの街の残り香が染み込んで

わたしたちが同じ道をあるき

ここまでたどりついて

同じ空を見上げて

同じ景色を見てきたことを

隠しきれぬまま

みせあっては何度も溶けた


空やわたしのみてきた空やわたしの心のなかにある空

匂いやあなたの知ってる言葉の甘みやあなたのなかにある言葉


あのとき夕暮れ何時何分何秒

悲しすぎるほど赤く染まった空

そびえたつビルの間から高く手をのばしかざしたあの空を

あなたも見上げていたのでしょうか.


生き続ける心キャンバスに

描かれ続ける色彩と空

20ミリのシガレットと

あなたのうでで目覚めた朝

浮かんだ言の葉甘く甘く

どれも大事に鍵を閉めて

泣きたくなるから泣くんじゃないのと

泣いたわたしをあなたポケットに詰めた


脱ぎ捨てた服には

同じタバコの香り染み渡り

わたしたちが同じ時を過ごして

同じ場所同じ温度で世界をみて

同じことを考えたことを

隠しきれずに

ハダカで溶けた


色やわたしのみてきた色やわたしの心のなかの色

形やあなたの信じてきた形やあなたの心のなかの形


あのとき朝焼け何時何分何秒

泣きくずれ見上げた

夜と朝が溶け合い

星と朝陽の入り混じる音のない澄んだ空を

あなたも見上げていたのでしょうか.


チープで苦いインスタント珈琲

泣き明かして目覚めた空は苦い

あなたがいれば甘い

何度もあなたの熱いうでで

コンパクトになって眠った

朝はとても遠いから

ずっと離さないでいてと

細い糸をたぐり寄せ掴んで

あなたの両手に絡めて

青い海に幾度も沈んだ

夢のなかはこわくないよ

あなたがいてわたしがいて

海のなかは温かくきらきらしていた

朝目覚めると泣いたわたしと

わたしの涙をおいしいと舐めるあなた

ねぇ あなた わたしと 一緒に 沈んで

どうしてもその一言が言えなかった.

空は青 夜は黒 朝は赤

どの色も初めて覚えて

どの色も初めて覚えた




だからどうか 忘れさせてください


どうか、忘れさせてください