鎌倉で初めての箱づくりWSに参加 | 古代文字で、心の源泉を耕す

古代文字で、心の源泉を耕す

文字の持つ力を心の奥から探ります



集中すると

全身が無風になってしまうんです

集中…いや、夢中かな。

目の前のものを

ただ、見るしかできなくなるんです。

昨日はお世話になっている

鎌倉の創香さん

大好きな清水八子さんが開催する

初めての箱づくりWS

もうね、目の前で繰り広げられられる

平面が立体に…箱になっていく様は

私を完全に無風にしてくれました。


いとおしい紙たち

キノコの紙に刷毛で糊を乗せ

身と蓋に着物を着せるように

貼ってゆく。

角を合わせ、へらを滑らせ

箱の骨格に彩が付いてゆく。


皆さんの手元も

踊るように紙を切ってゆく

この空気感がたまりません。

私、完全に無風。

ハコちゃんの手元に見惚れてしまい

全く頭が動いていません。

ハコちゃんマニアにはたまらん

ハコちゃん激写!!!!!!!

ハコちゃんから発せられる言葉は

丁寧で揺らぎがない。

箱の角が最強に直角なように

エッジが立っているのだ。

なのに、暖かくて柔らかい。

お人柄なんだなと思う。

誰もが楽しい土俵に立てるように

目の前の紙が

自ら立ち上がるが如く

ハコちゃんの手にかかると

箱が「生き物」になる。






個性と言う名の花が咲いた瞬間。

もう私の中は

完全に無風でした。

だって、素晴らしすぎるんだもん。

素晴らしすぎるんだもん。


終わってから二人で入った

新しくできた鎌倉のお蕎麦屋さん

茶屋ひなたさん

ずーーーっと

ずーーーっと

私の話を

ハコちゃんは聞いてくれた。

疲れていただろうに。

コーヒー飲みながらも

電車の中でも

ずーーーっと。

ずーーーっと

ありがとう

ハコちゃん。

そして

一粒万倍日の今日

ここにたどり着いた。

決めたことが、あります。

個展、やります。

一粒万倍日の今日。

私が

もうやってはいけないと思っていたこと。

それを、やります。

個展のために描くんじゃなくて

日常が個展になるような

そんな心がまっすぐに届くような

個展をやりたい。




…言った。

風が動いた。


蓋を開けたら空だけど

箱の中にはもう

「あった」よ。

うん。